バボラ アエロストーム300 インプレ!

清原が引退した。
セレモニー観ながら泣いてしまった。
ホント、頑張ったよなぁ。
お疲れ様でした!

で、AIG2回戦、錦織が勝った。
内容はまだ観ていないけど、相手が誰であれ
普通に戦っているところがスゴイ。
次も楽しみだ。
ああ、観に行きたい!

さて、東レPPOが終わった。(とっくに・・だけど)

優勝はサフィンの妹、サフィーナ。
彼女が使用していたのが、バボラのアエロストームである。

このアエロストーム、以前に試打をした

ウエイトがあるわりには結構使いやすかった。
バランス設定が絶妙なのかもしれない。
ただ、ずっと振り続けるのは辛いかも。
このあたり、やはり全重がジワジワときいてくるのだろう。

で、このたび、バボラからの新製品が出た。

Dsc_6787

アエロストーム300である。

アエロストームを300gまで軽量化し、
使用対象拡大を狙ったモデルだ。

Dsc_6788

AERO ATORM300

■フェイスサイズ: 98平方インチ
■フレーム厚:  20.5~22.0mm
■ストリングパターン:  16×20
■ラケット長: 27.0インチ   
■ウエイト: 平均300g
■バランス: 平均32.0cm
■価格: ¥35,700(本体価格:¥34,000)

アエロストームが320gだったから、20gの減量となるこのモデル。
あとは同じスペック。
20gの差は結構大きいはず。

ラケットのウエイト設定を変えるのって、結構難しいらしい。
素材の比率を変えれば打球感も変わるし、バランスも変わる。
フィーリングをそのままに軽くするには、以前の構造から
かなりの変更を余儀なくされるという話を聞いたことがある。
ひと口に「ライトスペック」といっても、開発力が問われるのだ。

搭載されているテクノロジーも同じ。

コアテックシステム
Dsc_6791

グリップ上部のV字部分が、打球時の衝撃を吸収してくれる。

これはかなり効果絶大。
本当にソフトなフィーリングになっている。
一部、「ソフトすぎる」という声もあるようだが、これが無いと、
ガツガツの硬いラケットになってしまうのではないだろうか。(たぶん)

フェイス部のフレームはボックス(スクエア)形状。
これが、しっかりした芯のある打球感を生む。
Dsc_6790

で、スロートからグリップ部にかけて、平たくテーパーが入る。
この部分が適度なしなり感のもとか。

ストリングが密なので、フレーム形状と相まって、
フェイス部は硬質なフィーリング。
硬く張りすぎると、結構辛いかもしれない。
「300gだから」とライトスペックを期待して購入した方は、
密なストリングパターンを考慮して、いつもより5%程度は
テンションを落とすことをお勧めしたい。

実はこの試打ラケット、手でストリングを弾いたとき、かなり硬い感じがした。
旭コーチに、「これ、試打にしては硬く張りすぎじゃないの?」と言うと、
「張ったのは田邉コーチです」と、責任回避行動に出た。(苦笑)

まあ、張りたてだし、いつも40ポンドで張っている
ワタクシの言うことなので、あてにならないが。

さて、実際に振った感じは、やはり300gなりに扱いやすい。
アエロストームでは、スイング初速が出しにくかった人も
じゅうぶんに振り切れると思うし、ネット際でのクイックな
取り回しもじゅうぶんに可能だと思う。

打球感は、やはりそれなりに硬質。
フェイス全体で、パン!と弾くようなイメージである。

飛びはそれなり。
ツアー系だけあって、勝手にボールが吹っ飛んでいくことは無い。

スピンは、ストリングに引っ掛ける感じではない。
フェイスでボールを転がす感じである。
しっかり振り切らないと、ネット際にパスを沈めるなどの
ヘビートップスピンは厳しい。

このラケット、変に癖が無いので、オールラウンドにプレーできる。
それなりにしっかり振れる人向けのラケットだと思うが、
アエロストームよりは確実に扱いやすくなっている。

もう少しストリングテンションを落とせば、
女性プレーヤーにも使えるのかもしれない。
ライトウエイトバージョンには、ストリングセッティングも
ライトバージョンにということか。

現在、Ken’s千葉校に試打ラケット設置中。
ご購入の方には、ストリングプレゼント。
ぜひお試しください。

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