栄光の1本

旭コーチ、前田コーチ、渡辺コーチら、
Ken’sコーチ陣がベテラン選手権へ遠征に行った。
(長野だっけ?)
結果は、全員討ち死に終わったようである。

報告メールすべてが、「負けました」であった・・。
「また頑張れ!」以外に言いようがない。
本当に次に向けて頑張って欲しい。

さて先日、ブログを読んだという方からご連絡をいただいた。

ワタクシの持っている、ガラクタのような
古いラケットの記事などを
お読みいただいたとのことである。

で、「持っていますが、いかがですか?」とのご連絡だった。
聞けば、お持ちのラケットは新品で非常に良い状態だということ、
またそれらのビジネスも展開されているとのことだ。

ワタクシの場合、本当に使い倒した中古物が、
なんとなく集まってきているという
コレクターともいえない状態であり、
購入するのは難しいとのお返事をした。

すると、「では、ご覧になるだけでもどうぞ」と、
ラケットを送ってくださった。

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貴重な懐かしラケットとの対面だ。
本当にありがとうございます。

まずは時代をつくった栄光の1本。

Wilson Jack Kramer PROSTAFF
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マッケンローが衝撃的なデビューを果たした時、
彼の手に握られていたのがこのラケットである。
マッケンローが永遠のスーパースターである
ワタクシには涙ものの1本だ。

しかもこれ、こんなものまでついている。
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説明書(?)

開くと・・・
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やはりマッケンローだった。(感涙)

スロート部にはプロスタッフのロゴと、特徴的なダイヤマーク
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フレームサイドには
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トップライトバランスの表示も。
やはり操作性にこだわったモデルだったのであろうか。

グリップは細レザー
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栄光のWマーク。
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このラケット、TVで初めてマッケンローを見たときは、
まだ販売されていなかった。
(私の住んでいた町だけだったのかも知れないが、)
国産の倍以上の価格の海外メーカーのラケットは、
ショップのラケット柵の一角にあるだけで、
まだまだ高値の華だった。

そんな中でも、ウイルソンのラケットは「スタン・スミス」とか
コナーズの代名詞だった「T2000」、
そして「ジャック・クレーマー オートグラフ」などしかなかった。
この、「ジャック・クレーマー プロスタッフ」は、その後、
マッケンローの活躍を受けて、ショップに並んだような気がする。

あまり数が多くなかったのと、ワタクシ自身、このラケットを
使いこなす自信もなく、実際に使用なしなかった。
信じられないようなマッケンローのプレーとともに、
ある意味、神格化されたモデルだった。

いやいや、こんな新品状態のジャック・クレーマー プロスタッフは
初めて見た。
あらためて感謝である。

実際、見てしまうと、やはり欲くなるが、
そこはグッと我慢である。(苦笑)

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