Prince SPEEDPORT GOLD インプレ!

Spgold
手と手のしわをあわせて、幸せ~。南無~。
手と手のふしとふしをあわせて、不幸せ~。南無~。

・・・と言いたくなるかどうかは分かりませんが、
黒と金のコントラストが神々しいラケット、
プリンス スピードポート ゴールド。

Spgold01
メーカー希望税込価格  \42,000(フレーム)
ヘッドサイズ  110平方インチ
ラケット全長  27.5inch(69.8cm)
ラケットフレーム厚  25.0-27.0-23.5mm
平均ウエイト(フレーム)  250g
バランスポイント  36.0cm
ストリングパターン 16×19
グリップサイズ 1、2、3

数ある試打ラケットもほとんど打ちつくしたので、
試していないのは飛び系のラケットのみ。
その中でもかなりの楽チンラケットに見える
このスピードポートゴールド。
価格も高めだし、まさにゴージャスなモデルです。

見てのとおり、テクノロジーもかなり特殊。
Spgold02_2
厚めのフレームに配されたスピードポートは
このシリーズのお約束。
フレームが厚い分、ポートも大きい。
すごいスケルトンなイメージです。

そしてこのラケット最大の特徴はこれ。
Spgold03

ストリングがブリッヂを突き破って、
スロート下部までのびています。
ボールを飛ばすための縦糸を長く取って、
フェイスサイズ以上の反発性を狙ったもの。

いざ試打!

何ですか?これは!

 「事件は会議室で起こってるんじゃない!
  現場で起こってるんだ!」
・・・じゃなかった。
 「ボールはフレームが飛ばしてるんじゃない!
  ガットが飛ばしてるんだ!」
って、ところでしょうか。

とにかく、尋常じゃない長さを確保したメインストリングが
トランポリンのようにボールを飛ばしてくれる。
ストリングのたわみが一瞬ボールをくわえた後、
戻る力で一気に押出してくれます。

メインストリングが長いほうが反発が良いのは道理。
しかし、長ければそれだけストリングも暴れる。
つまりは打ち出し方向が安定しない。
だから単にフレームを縦長にしてもダメ。
そこをうまくカバーしたのがこのシステム。

ストリングの長さは理論上、スロート部までと長いけど、
途中でブリッジが上手くストリングをおさえているので
打球時にストリングを暴れさせない。
なるほどねぇ~。

・・・ってことがよく分かるモデルです。

サービスなんかも、7割くらいの力でも、
バヒュ~ン!と吹っ飛んでいきます。
スピンもそこそこ掛かるし。

ただし、思い切りスイングすると当たりはずれが大きい。
やっぱり自分から打ち込んでいきたい人には向かないと思います。
ゆったりとしたスイングスピードで、ネットであれこれと
小細工をしたいダブルスプレーヤーなんかに良いのでは。
楽に色んなことが出来るラケットであることは間違いありません。
(当然、ワタクシには向きません)

さて、いよいよ明日、噂のあの新製品情報をアップします。
出るぞ出るぞと言われていた、あのモデルの情報解禁日が
明日なのです。

ワタクシも実機を触りました。(打ってないけど)
写真もアップするので、お楽しみに!

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