役割は違う。でも、上下じゃない。

仕事

ガムのマーケットがどんどんシュリンクしているらしい。
原因はこれ。

グミが主流になっているそうだ。
ということで、人生ではじめてグミを買ってみた。
なめるの?噛むの?
う〜ん、もういいかな。

さて、会社には仕事の仲間がいる。

年齢もあるが、ポジション的には上司よりも部下の方が圧倒的に多い。

ただワタクシ、あまり「部下」という意識がない。
毎日出勤してくれて、それぞれのパートをしっかりこなしてくれるありがたい存在だ。

そういう意味ではワタクシも同じ。
責任や業務量は違うかもしれないが、互いにこの組織のパートに責任を持っている。

だから、部下とはあまり思っていない。
あえて言えば、「パートナー」である。

「仲間」とも少し違う。
会社を家族や組(一家)とも思っていないのもあるが、一緒に働く対等なパートナーだ。

よって、ワタクシを呼ぶのもポジション名ではなく名前で呼んでもらっている。
そして年齢、ポジションにかかわらず敬語を使う。

そもそもポジションの上下ほど危ういものはない。
誰かの腹ひとつであっという間にひっくり返るし、
上下で捉えるから、それに一喜一憂しなければいけないのだ。

最初からパートナーとして敬意を持って接すれば、
もしポジションがひっくり返っても言葉づかいを変える必要もない。

逆に相手が、いきなり命令口調になったら、
「ああ、ポジションや上下の価値観の人なのだな」と思えば良い。

役職って、そんなに偉いものなのだろうか。

もちろん、役職によって責任は違う。
決めなければいけない人がいる。
最終的に責任を取る人もいる。
指示を出す必要がある場面もある。

だから、役職なんていらないと言っているわけではない。
組織で仕事をする以上、役割と権限は必要だ。
ただ、役割に上下はあっても、人間に上下はない。

ここを混ぜると、ちょっとおかしなことになる。

部長だから偉い。
役員だから偉い。
社長だから一番偉い。

いや、責任が重いだけじゃないのか。

むしろ上に行けば行くほど、偉くなるというより、背負うものが増える。
給料が増えるかどうかは知らないけど。(苦笑)

例えば、テニススクールならコーチがいなければレッスンはできない。
フロントがいなければ受付も回らない。
清掃をしてくれる人がいなければ施設はあっという間に汚れる。
本社が機能しなければ、給与も払えないし、広告も出せないし、システムも動かない。

そして、それらをまとめて判断する人も必要だ。
全部必要なのだ。

ポジションは、その中で誰がどの責任を持つのかを決めているだけ。
それを人間としての上下に変換するから、「俺は上司だぞ」みたいな話になる。
知らんがな、である。(笑)

上司だから敬意を払うのではない。
一緒に仕事をする人だから敬意を払う。

部下だから丁寧に接するのでもない。
一緒に仕事をする人だから丁寧に接する。

ワタクシは、そんな感じでありたいと思っている。

だから、年下にも敬語を使う。
もちろん、付き合いが長くなって少し崩れることはある。

冗談も言うし、ツッコミも入れる。
「おいおい、それはないだろ」くらいは普通に言う。

でも、基本線は敬意である。
敬語を使うこと自体が大事というより、
相手を自分より下に置かないための、自分なりの仕組みなのだと思う。

これ、実は自分のためでもある。
人間なんて弱いから、偉そうに扱われ続けると、本当に偉いような気がしてくる。

「部長」
「社長」
「先生」
「理事」

なんて呼ばれ続けると、そのうち自分までその気になる。

危ない、危ない。(笑)

肩書なんて、名刺を刷り直せば変わる。
人事異動でも変わる。
会社を辞めれば、その瞬間になくなるものもある。
そんなものを自分の価値だと思い始めると、肩書がなくなった時に大変である。

逆も同じ。
今は若手でも、数年後には責任者かもしれない。
今日、自分が指示を出している相手が、いつか自分より大きな仕事をしているかもしれない。
場合によっては、こちらが仕事をお願いする立場になるかもしれない。

世の中、分からない。
だったら最初から普通に敬意を持って付き合っていればいい。
その方が楽である。

ただし、対等なパートナーだからといって、責任まで同じということではない。
ここも間違えてはいけない。

決めるべき人は決める。
注意すべき時は注意する。
仕事として求めるべきものは求める。

「みんな仲良しだから、まあいいか」では組織にならない。

ワタクシが言うパートナーとは、何でも対等に多数決で決めましょうという意味ではない。
役割は違う。責任も違う。でも、互いへの敬意は同じ。
そんな感じだ。

そして、良いパートナーなら、耳の痛いことも言ってくれる。

「それ、違うと思います」
「そのやり方、現場では厳しいです」
「冨塚さん、それはちょっとおかしいです」

まあ、最後のは少し優しく言ってほしいけど。(笑)

でも、そういうことを言ってくれる人の方がありがたい。

上司だからと全部、「そうですね」「分かりました」と言われる方が怖い。
裸の王様への道、まっしぐらである。

立場が上になればなるほど、自分に入ってくる情報は加工されやすくなる。
だったらせめて、こちらから上下の壁を高くしない方がいい。

もちろん、ワタクシ自身が全部できているとは思っていない。
忙しい時には言い方が雑になることもある。
「これ、やっといて」と投げてしまうこともある。

後になって、「あれ、ちょっと偉そうだったかな」と思うこともある。
まだまだである。

でも、基本的にはこうありたい。

仕事をするうえで役職は必要。
上司も部下も、組織上の区分としては必要。
でも、人と人との関係まで上下にする必要はない。

同じ目的に向かって、それぞれの持ち場を受け持つ。
違う役割を持ったパートナー。

誰かが偉いのではなく、誰かだけが大事なのでもない。
それぞれが自分のパートをちゃんとやる。
そして、お互いの仕事に敬意を持つ。
それでいいんじゃないだろうか。

さて、今日もたくさんのパートナーが、それぞれの持ち場で仕事をしてくれている。
ありがたいことである。

ワタクシも、自分のパートをちゃんとやろう。
役職者だから偉いんじゃなくてね。

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP
CLOSE