まだこれからすべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
頑張ろう、日本!
「CARRERA」ってスペイン語で「競争」って意味なんだそうだ。
知らなかった。
実際、初期のカレラはレーススペックのエンジンを
搭載したモデルの呼び名だったとか。
うーん、美しい。
さて、以前に「プロということ」についてエラそうに書いてしまった。
ワタクシにとって福井さんはプロ中のプロであることは永遠。
そしてもうひとり、「プロだなぁ」と思うのがこのお方。
レック興発・アドバイザーの鈴木貴男プロだ。
今年、縁あって鈴木貴男プロとレック興発はアドバイザー契約を交わした。
そして鈴木貴男プロとのお付き合いが始まった。
社内的にはプロ選手担当のワタクシがあれやこれやの窓口。
鈴木貴男プロとの連絡もワタクシの役割である。
接してみて思った。
「プロだ」と。
これまでもたくさんのプロ選手と仕事をしてきた。
それこそ日本のテニス界の一時代を築いてこられた方とも、
メデイアに露出しまくっているプロ選手の方々とも関らせていただいた。
プロだからオーラはある。
プロだから説得力もある。
プロらしい振る舞いもされる。
それがプレーヤーであり、プロなのかもしれない。
しかし鈴木貴男プロは「プロ」というビジネスを
本当の意味で実践されている「プロ」だと思った。
選手としての鈴木貴男プロ。
華やかな、そして厳しい第一線のステージで
選手としてのオーラを放ちながら戦う。
そのプレースタイルでファンを魅了する。
いつもは気軽に話し掛けられる関係でも大会の場では別人。
勝負師のギラギラした空気をまといながら戦う。
とても声など掛けられない。
まさしくプロテニスプレーヤーである。
しかしオフコートは別人。
ぼんやり有明を歩いているワタクシに貴男さんから声をかけてくれる。
アドバイザー契約したばかりの頃。
Team REC実業団の試合。
なんと貴男さんが応援に。
朝から午後までずっと試合を観てくれた。
そして選手個々にアドバイス。
これこそ選手が納得するまでずっと・・・
ここまでしてくれるのかと思った。
「お願いします!」と丸投げで、
ここまで完璧にこなしてくれるプロはそういない。
それこそ福井さんくらいじゃないだろうか。
「自分のパートは午後からですが、午前から見学していいですか。
午前の研修内容と違うことを言ってはいけないと思うので、
レックの方向性を理解してのボクのパートが良いと思うんです」
貴男さんに見られての研修は緊張したが有り難かった。
そこまでレックを理解しようとしてくれるとは。
さらには研修終了後、「練習しましょう」との提案。
スタッフに混じって練習。
皆、貴男さんと打ち合えて夢のような時間を過ごした。
しかも終了後、居酒屋の打ち上げまで付き合ってくれて、
ノンアルコールでテニス談義をしてくれる。
なんとも有り難い。
そして、実業団リーグ。
新たに発足した新チーム、レック興発東京の有明でのプレーオフ。
試合前に激励に駆けつけてくれた。
お願いもしておらず、まったく予想していなかったので全員驚き&感激。
選手たちの大きな力になった。
様々な場面で、様々な顔をこなす鈴木貴男プロ。
まさしくプロである。
鈴木貴男プロの写真。
これはスマッシュ誌さんのイベントの際の撮影。
貴男さんは常に「REC」のパッチが付いている側を向いて写真を撮ってくれる。
細かなことかもしれないが、ワタクシたちにとっては大きなことである。
ブログや雑誌のコラムでもことあるごとに「レック」の名前を出してくれる。
契約している限りは、出来ることはすべてしようということが伝わってくる。
貴男さんと契約して良かった。
本当にそう思えるのがすごい。
そして、一番大事なこと。
鈴木貴男プロはマメである。
今後の予定、動きが取れる日程の連絡も、
こちらから催促しなくてもメールをくれる。
もちろん、こちらかのメールにもすぐに返信をくれる。
こういうことは、プロというビジネスにおいては必須。
プロテニスプレーヤーはビジネスだから一般社会でも通用するような
ビジネススキルと常識が求められるのだと思う。
そういう意味では、写真の撮られ方、メール返信などは
若手だろうがなんだろうが出来ること。
ぜひ見習ってほしい。
関口周一プロが言った。
「貴男さんみたいにならないと(生きていけません)」
そう、本物のプロになるということだ。
選手に限らず、コーチもプロでなければいけない。
先日、神谷プロのセミナーでズバリ言われた。
「組織にぶら下がっているコーチに未来はありません。
プロとしての自分を確立しないと」
ワタクシたちも肝に銘じなければいけない。
メール返信や報告・連絡は今すぐにでも出来ること。
Team RECの若手プロもホンモノになるべく実践してほしい。
「真のプロ」になろう。
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