どうだろう、iPhone X。
発表当初は少し心が動いたけど、結局何もしてない。
iPhone7はSuica機能が搭載されたという意味で、
買い替えの動機になったけど、
今回の8とXは機能的な革新性が感じられずだ。
顔認証とかあまり興味ないし、全面ガラスパネルは
落としたらすぐに壊れそうだ。
何より高いよね。
大した変化も感じられない携帯にそんなに出せませんぜ。
さて先日のこと。
ストリング打ち比べ。
ラケットはワタクシ的ベンチマークのHEAD RADICAL MP。
HEADさん、貸し出しありがとうございます。
ストリング3本合計で36,000円の試打である。
って、ラケット買えちゃうぜ。
ウイルソンとルキシロンから新たにリリースされたナチュラルストリングだ。
このストリング、何が違うかというと、原料から違う。
オーガニック・グラス・フェド・カウという
自然の牧草で飼育された牛の腸を使用している。
そのため原料になる牛の腸には、
βカロチン、ビタミンE、オメガ3脂肪酸が豊富に含まれていて、
ストリングの打球感・耐久性を向上させるのだそうだ。
ちなみに見た目もかなりクリア。
試しに少し折り曲げげてみても屈曲部分が白くなることはない。
コーティングもかなり良いようだ。
で、ウイルソンとルキシロンの違いは・・・
ルキシロンはハイブリッドを前提としていて、
摩擦係数が低いコーティングが施されている。
つまりスピン性能により影響を与える
スナップバックが起こりやすい仕様になっているのだ。
そして繊維は9本で構成され、かなり細かい。
一方、ウイルソンは単張り前提。
繊維は8本、ルキシロンとは差別化してある。
今回、このストリングを新たにラインナップに投入すべく
皆で試打をしようってことになったわけ。
ユーザーの方には関係ないけど、張り上げも非常にしやすい。
ナチュラルを張り上げる際はより気遣いも多いのだが、
癖もなく、キレイに動いてくれるのでとても張りやすい。
品質を象徴した変化だと思う。
一体、どれだけ違うのか?
興味津々で打ってみる。
違う!明らかに違う。
シャープなのに食いつく。
食いつくけどダルくない。
ナチュラルなので当然振動も少ない。
抜けるようなフィーリングが心地よく手元に伝わってくる。
ナチュラルの本来ってこんな感じだったなぁ。
でも、遠い昔のコーティングの薄いナチュラル、
パシフィックとかはすぐに切れてしまったっけ。
そんな感触を残しつつ、しっかりしたコーティングで
耐久性もありそうなのが、最新のナチュラルなのだろう。
ではまず、ルキシロンとウイルソンの違い。
簡単にいうと、ルキシロンはシャープ、ウイルソンはホールド。
摩擦係数なのか、繊維の数なのか、明らかに打感は違う。
ルキシロンはより先鋭的、ウイルソンはよりナチュラルっぽい。
ルキシロンは16と17の2ゲージを試したが、
当然ながら17ゲージはシャープ。
16のほうがナチュラルを感じられるのかな。
切れると財布に厳しいし。
ということで、採用になったのが、Wilson Natural16。
より食いつくナチュラルフィーリングを感じて欲しいとい理由だ。
ちなみにフェデラー、錦織圭もこちらのナチュラルをチョイスしている。
今回のキャンペーンではレック全校で、
このナチュラルを張り上げた試打ラケットを用意した。
ぜひ、より進化したナチュラルストリングを感じていただきたい。
正直、価格は高いが、ナチュラルはテンション維持性能も高いし、
コーティングもしっかりしているので、結果的に割高になることもないと思う。
まずは試打を!
オススメです!
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