編成とか、BX発売!とか。

音楽

ランニングニコースの海浜公園には野外ステージがある。
ここは一般の人も自由に借りられるらしい。
たまにアマチュアバンドのライブなんかもやっている。

この日も何かあるらしい。
th_IMG_0898
まだ朝だったのでリハーサルかな。

hip-hopとか何だろうか。
ギターもドラムもない。
編成はDJブースとスピーカーのみ。

最近は楽器が売れなくなったと聞いた。
そりゃそうだと思った。

 

さて、X-BLADEといえばブリヂストンのフラッグシップモデル。
これまでに数々の名品を輩出してきたシリーズだ。

そしてこの度、X-BLADE BXシリーズが発売になった。

今回のBXシリーズはボックス形状フレームのツアーモデルという
ある意味、王道パターンに仕上がった。

ちなみに、「BX」というコードは歴史あるネーミング。
その昔・・・たしか30年前くらい。
BXというツアーモデルがあった。

ブラック&ホワイトのフレーム。
縦長のフェイス。
粗めのストリングパターン。
40,000円くらいしたと思う。

おぼろげな記憶だが、白戸プロが使っていたと思う。
今度、ご本人に聞いてみよう。

そして実はワタクシも使っていた。
どこのメーカーさんにも契約してもらえなかった超下積み時代だったから、
かなり無理をして買ったのを憶えている。

当時のラケットにしてかなりフレーム剛性が高く、
粗めのストリングパターンと相まって、
メッチャ攻撃的なラケットだった。

あ、ワタクシのテニスがメッチャ攻撃的だったかは別ね。

ということで、ブリヂストンさんが「BX」を冠するってことは
それだけ自信作であり、気合いが入っていることだと勝手に解釈。

それが証拠に日本リーグで展示会に行けなかったってことで、
担当のSさんが、わざわざ発売前の試打ラケットを持って、
レックインドアテニススクール上石神井まで来てくれたほど。

ということで、期待の新製品を皆で試打させていただいた。
th_IMG_1835

今回のBXシリーズは3機種。
まずはその中の1本。

X-BLADE BX305
th_IMG_1805

th_IMG_1807

■フェイスサイズ:98平方インチ
■ラケット長:27インチ
■ウエイト:305g
■バランス:315mm
■フレーム厚:21-21-21mm
■ストリングパターン:16×19
■グリップサイズ:2、3
■価格:32,000円(税抜)

本シリーズの最上位モデル。

早速試打。

メッチャしなる。
メッチャ粘る。

ウッドラケットとは言わないが、ボールの乗りが半端じゃない。
なるほど、ブリヂストンさん、こう来たかという感じ。

前作(といっても継続モデル)のRSはラウンドフレームで
弾き感も強かったが、今回大胆な味付け変更である。

この感触、しっかりスイングしてボールコントロールしたい
昔のラケットを知っているプレーヤーにはたまらないと思う。

一方、最近の硬め高反発のフレームに慣れたプレーヤーには
少し違和感があるかもしれないが、逆に思い切りボールを叩いて
つぶせるのかもしれない。

フラットドライブ気味を意識して、振り切ればあら不思議。
糸を引くようにボールがライン際にしっかり落ちてくれる。

個人的には少ししなりが強いかなという気もしたが、
違和感というほどではなく、慣れれば問題無しだろうって程度。

ウイルソンのCLASHシリーズもしなり系だが、
CLASHよりは全体にしなって攻撃方向に振った感じかな。

ボレーはしっかり捉えて押すイメージ。
単に合わせただけだとちょっと不安。
しっかり捉えて一瞬グッと押す感じで伸びのあるボールが出て行く。
ファーストボレーでしっかり運ぶ感じのイーメジかな。

サービスは振り切ればズドンと思いボールが飛んでいく。
フルスイングでボールを捉えた感触は快感に近いものがある。
くわえて潰して回転もしっかりかかる。

全体に振って乗せる、咥えさせる、潰すイメージだろうか。
コントロール感は非常に強い。

ウエイトが305gなのでそれなりに取り回せるプレーヤー向けだと思うが、
「最近のラケットはパンパン飛んじゃって(どこにいくやら)」と思っている方、
最新技術とあの頃の感触のミックスは懐かしくて新鮮だと思う。

シリーズスタンダードになる予感満々のBXシリーズ、オススメですぞ。

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP