1972年発売、1989年生産終了だそうだ。
昔はちょくちょく見かけたが、久しぶりに見た。
しかもとても良いコンディション。
走るところ見たいな。
さて、改元も落ち着きつつある今日この頃。
結局、商業的な改元騒ぎには乗れなかったなぁ。
静かに時代が移っていくというか、
昨日も今日も地続きで時が経っていくのが自然な感じがして。
そんな平成から令和へ移る境目に手にしたのは、昭和なラケット。
ゴールデンショットとオールマン。
先日、レックテニススクール府中の廃棄予定品を確認していたら、その中にこの2本。
「捨てるの?」
「はい」
「じゃあ、もらっていい?」
ということでお持ち帰り。
もちろん福井プロが使っていたのは特注モデルで
シャフトに福井プロの名前が入っていた。
昔、「福井さんのラケット1本ください」と言ってみたら、
「僕ももう持っていないんだよ」と仰ってた。
今思えば、恐れ多いことを言ったものだと思う。
福井さん、すみません。
もちろん、このまま使うわけじゃなくて、
ガーゼに糊がついたようなオーバーグリップを巻いたり、
天然レザーのグリップに巻き替えたりしていた。
ワタクシもラムキン社のレザーを巻いていたっけ。
この状態で残っているのも貴重かも。
おっ、案外いけるじゃないか。
ウッドだからお互いにボールが遅くて、ワタクシ的にはちょうど良い。
サービスもストロークまあ大丈夫。
ボレーはさすがに厳しい。
センターにきっちり当てないとどうにもならない。
当時はこれでダブルスしてたんだよなぁ。
スピンも小手先でごまかすのは無理だが、
しっかり振ればちゃんとかかる。
ラケットの重みを感じながら、しっかり振る、ちゃんと当てる。
ウッドラケット、練習用にいいかもね。
少ししか打っていないのに、ストリングが切れそう。
この感じも懐かしい。
宮田コーチに「最初に使ったラケットなに?」と聞いたら、
「ウイルソンのハイパーハンマーです」だそうだ。
最近のラケットじゃないか。(笑)
そんな平成から令和の変わり目。
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