あり?とか、どうしようもない組織の現実(DSG)とか。

生き方

渋谷はルイビトンショップ。

こんな格好したい人いるんですか?


さて、組織というのは不思議な存在である。

以前に「ネクタイは無理」という話を書いた。

組織にも様々あるし、そこで働く人間も様々。
そして、その会社の常識は他社の非常識だったり、
ひどい時には世間の非常識だったりする。

組織は人の集まりだから、時間の経過や時代の移り変わりと共に
その体質は変容しながら進化(時には退化)していくもの。
脈々と受け継がれる文化もあるし、抜け出せない体質や風土もある。

ワタクシもいくつかの組織を経験したり、見てきたりで今日に至るのだが、
不思議に思うことや、それはないよねと思うことも多数。
そしてそんな組織を上手に泳ぎ切っているかというと、
まったくそんなことはなく、むしろ世渡り下手なんだと思う。

これからキャリアを積んでいく若い方々は、そんなワタクシを反面教師とすれば、
きっと出世の道は拓けるのではってことで、
「DSG(どうしようもない組織の現実)シリーズ」を書いてみようと思う。

ちなみに「どうしようもない」というのは、
その組織が「どうしようもない(ひどい)」という意味ではなく、
個の力ではどうにも動かしようも変えようもないという意味。
つまり、どうにもならないのだから上手に歩いたほうがいいかもよってこと。


では、最初のDSG。
「評価は好き嫌い」

仕事は「成果」を出すのは当たり前だけど、その先の「評価」になると少々複雑。
やっぱり上から好かれていると評価は上積みされる。
逆に上からの好かれていないとさほどの評価はもらえない。
簡単に言うと、「おおよくやったな!」と言ってあげたくなるキャラや
関係性がないと、「まあ頑張ったかもね」程度の評価にとどまる。

上司も人間だから「何をやったか」だけでなく、
「誰がやったか」の要素はどうしても入ってくる。

極端に言えば、たいしたことじゃなくても褒められる人もいれば、
相当な成果や結果をあげてもあまり認めてもらえないタイプもいる。

仕事なんだから、営業成績などの数字とか、作り上げたものという
明確な成果がものをいうんじゃないのかと思うかもしれないが、
それは見えていながらも、その先の評価にはとても人間くさい関係性が関わってくる。

だから、上には好かれていたほうがいいかもよって話だ。

とはいえ、ワタクシは評価側としては極力その要素を排除するようにしている。
好きとか、気に入らないとか関係なく、成果は事実なので、
「誰が」は関係なく評価すべきと考えている側にいる。

だから、ワタクシに好かれてもあまりおいしいことはない。
おもねるのは無駄な行為ってこと。
普通に頑張ればそれで良い。

それはすなわち、ワタクシ自身の評価についても、
「フラットに評価されるべき」と思っているので、
自ら「これだけやりました〜!」というアピールもしないし、
褒められ倍増計画のために計算して動くことはしない。


以前に書いた通り、ワタクシは偉いみなさんからのウケが良い方ではないから、
評価が何割引きかになる可能性があるんじゃないかなと思う。
その分、さらなる成果を出さなければっていうしんどさもあるが、
そもそも周辺要素(好き嫌い)での割り増しなんてものは、
いつひっくり返るかわからないし、あてにならないと思っている。
実際、そういう経験もしてきているし。

とはいえ、評価が高い方が良いに決まっているし、
そのほうが出世もできるし、収入も上がるだろう。
ってことで、上手に組織と付き合うのも大事な要素なんだと思うし、
嫌われてしまうレベルだと、そもそも何も出来ない。

おぼえがめでたくなる要素って何だろう。
上司への付き合いの良さ?お酒とかゴルフとか。
イエスマンを貫くこと?
余計なことは言わないこと?
言われたことだけやること?
成果を出すこと?
新しいことを作り出すこと?

組織の体質、上司のタイプによって違うだろうから、まずはそれを読むことかな。

さあ、あなたはどこまでできるか。
サラリーマンに向いているかどうかの試金石かもね。

って、サラリーマン失格のワタクシが言ってもねぇ。

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP