近所の喫茶店。
この街で最初に建ったマンションの1階にある。
当時は荒涼とした埋立地に石畳のメイン道路沿いにマンション6棟のみ。
少し先には突如あらわれた新都心のビル群と映画のセットみたいな街だった。
打ち合わせをするといえばここしかなかった。
そして現在もしっかり営業している。
白髪の高齢のマスターがコーヒーを入れ、
シニア世代の女性スタッフがホールを担当するのも変わらず。
最近の営業時間は朝8時くらいから17時すぎには閉店。
これで成立するってすごいな。
コーヒー好きだし、淹れるのも過去に経験ありだし、
何より喫茶店好きだから、引退する前にこのビジネス構造を教えて欲しい。
自宅のエントランスを出て20歩でお店だし、
何なら営業権譲ってもらえませんか。
さて、大阪から長谷川くんがやってきた。
かつてはテニスコーチとして一緒に働いてた。
現在は大阪で会社を立ち上げ10数年と立派な経営者だ。
ゴムシート.com
今も仕事を手伝ってもらっていて、とても助かっている。
一緒に働いていた頃は上司と部下の関係。
面接に来た時のことはお互いに忘れていない。
ワタクシは、若いのに普通じゃない熱量を感じて即採用したし、
長谷川くんも採用に恩義を感じたというか、思うところがあったそうだ。
昔は上司部下だったが、最近はむしろ学ぶことの方が多い。
たくさんの苦労もして来ただろうし、人を抱えている責任も大きい。
考えを聞くだに、立派になったなぁって感じだ。
会った時にはお互いの人脈を紹介することが多い。
様々な業界や色々な仕事をしている方との輪ができるのはありがたい。
彼が私を紹介する時に決まって言うこと。
「若い頃、仕事の基本を叩き込んでもらいました」
「ミーティング中はずっとバインダーで頭を叩かれていました」
おいおい、そんなことしたっけ?全然覚えてないんだけど。
今それをしたら完全にアウトだし、昔でもダメでしょ。
もう20年も前の話だし、当時のワタクシを思えばあながち嘘でもないかも。
でも、覚えていないだろうって捏造しているのもあると思うんだよなぁ。
そんなこともありつつ、長い付き合いの長谷川くんが
北海道出張に絡めて千葉に来てくれた。
もちろんただ寄ってくれたわけじゃなくて、あれこれあるのだけど。
ということで、久しぶりにラケットマイスターの村井さんに会いにお店へ。
現状もお聞きしつつ、現在のビジネス事情、今後の展開などあれこれ話す。
その後、食事に。
全員ノンアルコールビールで乾杯。(車だし、長谷川くんはお酒を飲まない)
店内の様子でわかるかもしれないが、昔ながらの洋食屋さん。
村井さん、いい店知ってますね。
あれこれ話して、じゃあまた引き続きって感じで終了。
次の日も別の会食をセッティングして、あれこれ話しができた。
大阪から来てくれた甲斐があったかな。
また来てね。
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