今日の富士山。
春の霞みがかった富士山にはもう少しなのかな。
確実に暖かくなってるけどね。
さて、Cooさんがゴハンを食べなくなった。
ある日突然、ゴハンをあげても口にしない。
なんかそんな気分なのかなと思って様子を見ていたのだが、
どうも元気がない感じが続いている。
Cooさんもいい歳だし、そんなこともあるのかもと思っていたら、
お散歩の時もあまり歩かなくなってしまった。
昔みたいに走り回ることはないけど、それなりに歩けていたのに。
ぐったりしているわけではない。
いつも自分のクッションかワタクシの足元でうつらうつら。
試しにドッグフードを替えてみた。
実はCooさん、腎臓が悪くて、腎臓に良いというタイプのドッグフードを食べている。
(これがえらく高いんだけど)
それをCocoさんの普通タイプに替えてみたら、パクパク食べた。
味がもう嫌だったのね。
数日後、Cocoさんのドッグフードも食べなくなってしまった。
犬って食べなくなると寿命が・・・という話もある。
試しに雪見だいふくをあげたら、パクパク完食。
これは美味しかったらしい。
腎臓のこともあるけど、もう好きなもの食べた方がいいんじゃないの?
ということで、病院に相談に行く。
血液検査、エコーをかけたところ、
内臓に血管肉腫という腫瘍の可能性が見つかった。
悪性度は高いが、年齢的に手術や抗がん剤治療をする方がリスクが高いそう。
結果、緩和ケアの方向になった。
ステロイドを内服し、痛みを抑え食欲を回復させる。
腫瘍を破裂させないようにお腹に衝撃を与えない。(抱っこも気をつける)
食べたいものを食べさせる。
散歩はCooのペースで。
終末治療みたいな感じだが、きっとそれがいちばんということになった。
家族はショックを受け、それぞれの部屋にこもって泣いていた。
Cooは変わらずマイペースだ。
痛ければ動かない。
しんどかったらご飯は食べない。
痛いと泣き叫ぶことはないし、なんでこんなことにとも言わない。
ただただ自分の現状を受け入れるのみ。
犬ってすごいな。
その日から、リビングで寝ているCooに誰かが添い寝をするようになった。
急変したらという思いと、Cooとの時間を大事にしたいから。
とはいえ、横で寝ていたはずが朝になると別の場所で寝ているらしいから、
Cooさんもそんなに有難がっているわけでもなく、まあマイペースだ。
Cooさん16歳。人間にしたら100歳を超えているらしい。
いまだに幼さの残るCooさんだけど、もうそんな歳なのね。
誰にでもいつかは別れがくる。
それがいつなのかは分からない。
今を大事に過ごす以外にすべきことはないんだよね。
コメント