忖度とか、人材とか。

仕事

RECインドアテニススクール上石神井のスタッフルームにあった。
どなたかのお土産らしい。
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「忖度」ねぇ・・・なかなか難しい問題だ。

最近またニュースで聞くワード。
正論では「忖度なんて」だけど、世の中は忖度で溢れてるんだなぁ。
配慮とか慮りとか長幼の序は忘れちゃいけないと思うけどね。

 

さて、桜である。
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4月、この時期は色んなことが動く時期。
ワタクシも桜を見ると、自身の節目の季節を思い出す。

新卒での就職もそうだが、テニスコーチとして
ひとつの転機の時も桜満開だった。

今年の4月も様々な動きが。
お取引先様にも人事異動やらなんやら。
異動は昇進もあったりで、寂しいがおめでたいこともあるが、
中には退職という話で驚くこともちらほら。

離職について考えてみた。

離職率の高い組織には、やはり何らかの要因(問題)がある。
組織の変わり目、過渡期の場合もあるだろう。
しかし恒常的に離職率の高い組織には別の要因があると思う。

最近、腹に落ちた話を聞いた。

「旬の(だった)人間を使い捨てる」

その時々で、誰かをもてはやし、使い倒し、
飽きたらハズしにかかり居場所を奪う。
それまでのことを否定し、次の「旬」に飛び移る。

そんな組織あるのか?と思うが、ある。
実は程度の差こそあれ、そういう傾向の組織は確実に存在するし、
そういう傾向のリーダーもいる。
会社に限らず、小規模のチームでも同じだ。

そのような組織は離職率が高く、硬直化する。

判断するのは簡単だ。

「あの人、あんな(センター)ポジションにいたのに」
「あの人がまさかやめるなんて」
そういうことが多いのは「旬だけ使い倒して使い捨て」組織の可能性がある。

周囲はそれを見ている。
そして次の使い捨てにならないように振舞い始める。

目立たない。
物申さない。
センターに立たない。
チャレンジしない。
意向に沿う正解だけを探す。

そんな組織が永続的に成長するのは難しい。
常に外的要因は変化するし、軌道修正は必要だが、
都度都度、節目節目で人材を使い捨てする組織に成長する未来はないだろう。

使い捨てってのは、次々に「首を切る」ことばかりじゃない。
ポシション、役割を奪う、閑職に追いやるのも同じ。

メンバーもチームも良い時もあれば悪い時もある。
その度に持ち上げたり、落としたり、叩いたりをしては
周囲も前に向けないんじゃないかと思う。

いきなり人の能力がゼロになるわけもない。
スランプや方向性がずれ始めていたらサポートし修正すること。
ようは使い切れていないだけ。
つまりはリーダーの責任である。

世間は常に人材不足だ。
人を消費するチームは常に「旬の人間」を探す。
しかしそうそう人材が転がっているわけもなく、
そいいうチームに加わろうとも思わないだろうから、
ずっと人材不足は続く。

目標があっての発展的離職はいいが、
メンバー落ち感による離脱、愛想尽かし離脱は残った人間も不安になる。

希望に満ちた春でもあるが、残念な春の話も耳にする。
とある場所でとある方にお会いして、話を聞いて、
常に自分を振り返り、チームの成長を考えようとあらためて思った次第。
みんなで頑張ろう。

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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