BMWとか、姿勢とか。

テニス

朝ランの帰り道。
海沿いの風が気持ち良い。
IMG_9113
駐車場にいい感じのクルマが並んでいる。

これ、何だろう。
IMG_9114

BMWだった。
IMG_9115
キレイだな。
何年代のクルマなのかな。
こういうのもいいよね。

ああ、ワーゲンバス欲しい。

 

さて、以前に斉藤貴史プロにこんな話をしたことがある。

「拠点、東京に移してみれば?
地元もいいけど、練習相手とか困らない?
こっちならプロ選手も多いし、Team RECメンバーもいるし、
何かといいんじゃない」

斉藤プロはこう言った。

「そういう気持ちがないわけじゃないんですけど、
今は地元拠点でやろうかなと思ってます。

練習相手も、ボクは誰とやっても同じというか、
結局は自分がどんな意識で練習に望むかが大事で、
このレベルの相手じゃなきゃとは思わないんです。
今ある環境で何か出来るか、その中で精一杯やろうかなって。

試合に行けば会場で練習出来ますし、東京に出てきた時には
(鈴木)貴男さんも練習に誘ってくれますし」

大人だなぁ、キミ。
二十歳そこそこの若者のセリフじゃないと驚いた記憶がある。

もちろん、欲がないわけじゃない。
向上心も人一倍だと思う。
何よりも自分の姿勢ってことなんだろう。

 

ジュニアテニスでこんな場面に出くわすことも少なくない。

保護者が・・・
「うちの子の相手になる子がいない」
「うちの子は自分より上手い子と打たせてほしい」

では、「うちの子」と打たされてる「うちの子より上手い子」は
自分よりヘタな子と打ってることになるが、その辺りの論理は別らしい。

ジュニア選手でもいる。

自分より格下の選手とラリーを組まされたり、
練習マッチを組まれると、バカにした態度で試合をしたり、
プレーがいい加減になる選手。

見ていて、本人が思うほど力の差もないのに、
せっかくの練習機会をドブに捨てているとしか思えないプレー。
お前はどんだけ上手いつもりなのって。

そのバカにした相手に本番でも負けてクサる姿も見た。
結局、そういう姿勢じゃ伸びないのだ。

 

自分にどう向き合うか。
今、自分が出来ることは何か。
そういう姿勢があるかどうかは、とても大事だと思う。

最後に崩れない選手がどちらのタイプか。
想像に難くない。

そういう意味では前述の斉藤プロの回答には考えさせられた。
きっと彼はブレずにテニスと向き合えるのだろう。
苦しい場面も乗り越えるに違いない。

すべては姿勢である。
すべては自分なのだ。

ワタクシも頑張らないと。

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP