先日行われたHEAD新製品発表会。
ようやく製品情報も解禁ということで、会場内の画像も掲載。
ゲストにHEAD契約の岸プロ、モデルの立野リカさん。
立野さんはテニスプレーヤーの立野さんのお嬢さん。
テニスも相当の腕前らしい。
実際、岸プロと立野さんがショットを披露したのだが、
かなりのパワーヒッターだった。
そんな豪華でオシャレな発表会。
参加者全員に試打ラケットを提供するなど、
これまた「いまだかつてない」大盤振る舞い。
HEADさんの力の入れようがうかがえる発表会だった。
さて、そんないまだかつてない新製品がこちら。
MXGシリーズである。
特徴的なのはブリッジ部。
MG、つまりマグネシウム素材なのだ。
過去にマグネシウム素材がラケットに使われたことがないかと言えば、
実はそうではないが、このMXGはシルバーのブリッヂ部がマグネシウム。
加工のしやすさ、比重、剛性の高さ等々、
マグネシウムのメリットを最大限に活かした設計になっている。
もちろんフレームはGRAPHENEテクノロジー搭載。
グラフィンならではのウエイト配分が、
扱いやすいバランスを実現している。
HEADとしては久々の新シリーズ投入。
事前にプロモーションビデオも見せてもらったが、
HEAD契約のトッププロもテストをしていたので、
もしかすると選手の使用もあるかもしれない。
ということで、今回発表された2モデル。
MXG3
■フェイスサイズ:100平方インチ
■ラケット長:27.0インチ
■フレーム厚:24-26-22mm
■ウエイト:295g
■バランスポイント:325mm
■ストリング:16×18
■価格:34,000円(税抜)
MXG5
■フェイスサイズ:105平方インチ
■ラケット長:27.2インチ
■フレーム厚:24-26-22mm
■ウエイト:795g
■バランスポイント:335mm
■ストリング:16×18
■価格:34,000円(税抜)
こちらはMXG3と比べて少しライトスペック。
105フェイスの大きさはあまり感じないというか、
違和感がないデザインは秀逸。
実はこのラケットの発表&情報解禁に先立って試打の機会をいただいた。
某日、指定のプライベートコートに行くと、そこにいたのは、
増田健太郎プロ、岸涼太プロ、江口美沙プロ。
そしてワタクシたちTeam RECメンバーと、
HEADスタッフと撮影クルーのみ。
どんだけシークレットなんだよと思いつつ試打をした。
残念だったのは、肘が人生最大に痛かったことだが、
MXGシリーズの打球感は堪能できた。
基本的にはしっかりしたラケットという印象。
極端に飛ぶわけではなく、
パワーがあるのにコントロール性能が高いというか、
思ったように、スイングした通りのボールが飛ぶ感じ。
フェイスが不快にたわまないので、パワーロスがない感じが有難い。
パワーロスが無いと言っても、変なパワーアシストも無いので、
自分の思ったように打球をコントロールできる。
まさに、このシリーズの謳い文句「POWER UNDER CONTROL」である。
打球感の癖はない。
若干乾いた感触もあるが、これはストリングによって
様々な表情を見せてくれるのではないかと思う。
試打をした際もポリストリングとナイロンマルチの
2タイプの張り上げだったが、打球感はずいぶんと違った。
現在肘痛のワタクシ的にはナイロンマルチが良かったが、
これは好みの問題かと思う。
本シリーズで狙ったパワーとコントロール。
両立というよりも、コントロール出来る
ギリギリのラインのパワーという感じだろうか。
非常に良いバランスを持ったシリーズである。
今日の情報解禁から様々なプロモーションが仕掛けられる予定。
実は、RECテニススクールでも・・・。
発売は4月27日。
お楽しみに!
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