吉川とか、与太話とか。

音楽


まだこれからすべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
頑張ろう、日本!

 

WOWOWだかYOUTUBEだかで吉川晃司のライブを見た。
IMG_0916
いや、カッコイイ。

もう50歳なのね。

最近は、龍馬伝での西郷隆盛とか、下町ロケットの帝国重工の財前部長とか
ナイスミドルな露出が多かったから、さすがに老けたのかなと思っていたが
全くそんなことはなく、ロッカー吉川晃司が全開だった。

最初に「MONICA」で出てきた時は、時代に押された感が強くて
なんだかなぁって思ったけど、どんどんイイ男になっていった。

未だにコイツと飲んでケンカしたらヤバイ感があるのがイイ。
でもきっと、これだけのパフォーマンスをするためには
めっちゃ節制しているに違いない。

一度、ライブ観に行きたいな、

 

さて、「キミは逃げているんじゃないの」と言われた。
生ビールから3杯目のハイボールに差し掛かった頃だ。

そんな言葉をくれたのはボス。
ボスは「酒の席ではすべて与太話」という楽しい酒だから、
叱られたわけではないし、重く言われたわけではない。

ワタクシの在り方の話をしていた。
与太話でね。

新参者のワタクシとしては、いかに組織に溶け込むは課題だった。
そのためにどんなことに気をつけ、振舞ってきたのか。
そしてそれがどんな風に変化してきたのかなんて話をしていた。
与太話である。

昔から変わらないことなのだが、ワタクシは組織のトップではない。
トップはボスである。

だから、常に皆の視線と心はトップに向けば良いと思っている。
トップには求心力が必要だ。
それは権限、権力という力によってもたらされるものではなく、
いわゆる人としての魅力みたいなものから発するもの。

「この人と仕事をしてみたい」
「この人に認められたい」
「この人みたいになりたい」

そんな人間力のあるトップを見ながら
仕事を頑張れる組織になれればと思っている。

一方で、ワタクシ自身がメンバー向けて求心力を発揮することはない。
「オレについて来い」的な発言も振る舞いもしない。

むしろ、
「それぞれが役割をしっかりこなすこと。それがチームの力」
「仲は悪いよりは良い方がいいに決まっているが、やるやらない、品質は別物」
「この人(私ね)についていくのではなく、この仕事に価値を見出すこと」
というスタンスである。

だから、「子分はいらない。ついてこなくていいから」という感じ。
誰かを特別に可愛がることもないし、誰かを特別に嫌うこともない。
あくまで事象(仕事)に対して良い悪いの判断とアドバイス、指示である。

メンバーを無理に自分に向かせる必要はない。
向いて欲しいのはトップの方向だ。

仕事のパート的に、ワタクシはボスと関わることが多い。
話す機会も多いし、意見を聞いてもらう機会も多い。
しかし、各所のメンバーはなかなかボス会えないし、
意見を言う機会も、話を聞く機会も少ない。

だから、会議や飲み会などの数少ない機会には
ぜひボスのそばに行き、話を聞き、思いを伝えて欲しい。

だから、そういう機会にはボスの近くにはいない。
皆、特に若手に「せっかくだから話ししておいで」と言う。
飲み屋に行ってまで、幹部が両脇を固めているみたいな図が好きじゃないだ。

幸いにして、レックのメンバーは皆、ボスが大好きである。
外から来たワタクシから見ると、驚くほどにその傾向が強い。

ボスが、アルバイトコーチからスタートし、
挫折を繰り返しながら、社長まで登り詰めたということもあるだろう。
現場のことをよく知っていて、皆の気持ちも分かっているし、
「自分もいつかはボスのように」と思えるのも大きいのかもしれない。

当然、アルバイトコーチから経営までを見てきているから
その分、細かい厳しい部分もある。

しかし、どこからが降ってきた現場を知らない落下傘ではなく、
同族のお殿様でもないから、「分かったうえで」があるので
納得度も高いのだろうなと思った。
外からの人間ならではの目線だけど。

で、話を戻すが、「逃げている」というのは、
「いや、ボクにはついてきてもらわなくていいんです」
「仕事をきっちりやるのがプロ」
「そもそも人徳ないし」
というワタクシのスタンス。

(与太話なので)
細かなことまで具体的には言われていないが、
子飼いを増やし、派閥をつくるのは良くないし、
俺が俺がと何でも前に出るのもオススメしないが、
リーダーとしての求心力を放棄しちゃいけない。
それは逃げっていうんじゃないのってこと。

うーん、痛いところを突かれたなぁ。
鉄壁の幹部という役割を果たすことを隠れ蓑に
実はチームメンバーを率いるという責任から逃げていたのかも。

帰り道、深く考え込んでしまったある日の武蔵野線。
与太話だけど、勉強になった。

さらに色々と自分を変えている今日この頃である。

あ、でも子分も派閥も要らないよ。
それは変わらずである。

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP