まだこれからすべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
頑張ろう、日本!
遠征ではAPAホテルを選ぶことが多い。
ハズシが少ないからである。
まず無料のWiFiが飛んでいる。
これは、レック本社のWさんとワタクシには必須。
部屋がキレイ。
地方の地場のホテルにありがちな暗い感じが無い。
そういう意味では金太郎飴的ながら安心感がある。
そして何より値段が安い。
これはとても大事。
そして品質が安定している。
素晴らしいサービスは求めていないが、
腹が立ったり、イライラするようなことが無い。
チェーンならではの安定品質である。
そんなわけで出張や遠征などにはじゅうぶんなAPAである。
ひとつだけ気になることといえば、
毎日1本ずつ置いていってくれるミネラルウォーターに
名物社長の顔があることだろうか。
あと、社長の立身出世伝みたいな本が置いてあることくらいかな。
このへんの余計な主張を差し引いても安心クオリティなのは素晴らしい。
すごい勢いで店舗が増えているのもわかる気がする。
ビジネスのヒント満載のAPAホテルである。
最近、ワタクシのテニスシューズが次々と子供たちのものになっていく。
まあ、シューズは売るほどあるので、
有効利用という意味ではそれでも構わないし、
サイズが合うようになったということは成長したということなので、
うれしくもあるが、知らぬ間にオーダーメイドのmi adidasなどを
持って行かれるとツラいので、そこだけは要注意である。
そんなわけで手元に届いたのがこちら。
Wilson RUSHPRO SL
遠い昔、といっても20数年前。
ウイルソンのシューズはお世辞にも良いとは言えなかった。
機能性や耐久性、そして不良率が高い時期もあり、
シューズづくりの難しさ、メジャーブランドには敵わないのかも
と苦しんでいた時期もあったように記憶している。
しかしこのRUSHPROのリリースから様相が一変。
そのデザイン、コンセプト、そして機能性が一気に向上。
伊藤竜馬の使用などもあり、市場におけるポジションを確保するに至った。
ワタクシ個人的には、アメア(ウイルソン)社の
錦織圭担当のM氏がシューズセクションを担当し、
マーフィー岡田ばりの伝道師ぶりによるところも
大きかったのではと思っている。
M氏は錦織圭のニュースコンテンツでは
メディア、雑誌でもご存知の方も少なくないと思うが、
その見事な語り口調はまさに実演販売のプロのように
「これ1足ちょうだい!」と言ってしまいそうになる
洗脳・・・いや、説得力がある。
話はそれたが、そんなウイルソンのニューモデルが
このRUSHPRO SLである。
発売は9月17日。
完成ホヤホヤで湯気が立っているシューズである。
このRUSHPRO SLは初代モデルのRUSHPROに続いて発売された機種。
シリーズとしては、RUSHPRO・RUSHPRO 2,0・RUSHPRO SLと3機種になった。
それぞれの特徴としては・・
RUSHPRO:しっかりした安定性性能
RUSHPRO SL:軽量で、動きやすい機動性能
RSHPRO 2,0:安定性と疲労軽減と打球のパワーアップ
というわけ方になっている。
SLという名前からライトバージョンの廉価版と思われるかもしれないが、
そういう意味でのSLではなく、価格帯もほとんど変わらない。
つまりグレードではなく、性能特徴のSLなのだ。
RUSHPRO最大の特徴である3Dフォアフットサポート
前足部を立体的にサポートすることで、
足のブレを抑止、パワーロスを軽減する。
他のRUSHPROとは違う、ツーピース構造のソール。
反発性能が高く、素早い重心移動から推進力を生み出すのだそうだ。
ヒールは若干狭め。
足首のブレを抑え、踏み込みの際の一体感を高めてくれる。
そして何より軽い。
RUSHPROに比べてやく16%の軽量化を実現した。
まずは履いてみた。
柔かい。
そして軽い。
そして足に吸い付くような感触。
しなやかなアッパーが足全体を包み込んでくれる。
ゴツい系のアディダスのバリケードシリーズとは対極のフィーリングだ。
歴代バリケードを愛用しているワタクシには
柔らかすぎるというか、若干頼りない気もするのが正直なところ。
早速、我が家の13歳児を相手にプレーしてみた。
ところが、頼りないと思っていた履き心地が
フィット感として非常に良い方向へ働いた。
シューズと足の一体感はゴツさが無くとも安心感に繋がる。
また、しなやかなアッパーとそれについてくるソールは
コートの状態をプレーヤーに正確に伝えてくれるように感じた。
おそらくそれは開発意図でもある、機動性能にもつながっているのだろう。
ストップ性能も問題無し。
意図したようにキレイにスライドし、思ったように止まる。
なるほどの機能性を持ったシューズだと思う。
ひとつ気になるのはタンが薄めなこと。
これは足首へのフィット性能を高めるためにあえてのことだそうだ。
ワタクシ的には足の甲がシューレースを感じるのは好きではないのだが、
このあたりはソックスのチョイスで変わってくるように思う。
いずれにしても、このRUSHPRO SL、軽いだけではない。
足とシューズがケンカしない、足に優しい顔の下には本格派の顔を持つ。
加えて、カラーもバリエーション豊富と一粒で何度も美味しい。
(言い回しが古い)
ぜひ一度お試しあれのシューズなのだ。
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