春ですとか、2大会目その2とか。

テニス


まだこれからすべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
頑張ろう、日本!

 

朝、ランニングをした。
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約5km、30分ちょっとの日課である。
最近はかなり汗をかくようになった。

走れなかった日は、出社時に渋谷で降りて新宿まで歩く。
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4km弱かな。
まあまあ汗をかく。
すっかり春である。

ゴールドジムをやめた分、こまめに動かなきゃ。
もう少しテニスが出来るといいんだけどね。

 

さて、12歳児の春休みツアー2大会目の続きである。
メッチャ早くに会場に着いたおかげで
じゅうぶんウォーミングアップが出来た12歳児。
オーダーオブプレーを見に行くと、第1試合に組まれていた。

心の準備がどれくらい出来ているのかは分からないが、
気をつけることを復唱しながらコートに入る。
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試合開始。
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けっこう体格の良い選手が相手だが、
なんとか球威にはついていけている感じ。

サービスも悪くない。
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序盤で相手のサービスをブレーク。

サービスもキープし、良い流れでリードする。
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しっかり打ち合えているし、
このまま行けば復帰戦初勝利の予感。

 

と、そこで異変が。

何を思ったか、突然プレーを変える12歳児。
いきなりダウンザラインギリギリにエース級の強打。

そして、錦織圭ばりのドロップショット。
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バックハンドでも見事(?)なドロップショット・・・
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しかし色んなことをする分不安定に。
ここまで打ち合ってリードしているのに、どうして作戦変更?

シンプルに打っていれば勝てる流れを
自ら難しい展開に持って行き、徐々に追いつかれる。

圧倒的に押していた試合はシーソーゲームに。
最後はサービスゲームをブレークされゲームセット。
手のひらにあったはずの勝利は指の間からこぼれ落ちた。

 

見ていてとてもストレスのかかる試合だった。
「バカなのか?」とつぶやきが出るほどに
勝ち試合を自分で壊していった。

そういえば、勝っている時はペースを変えないなんて教えたことなかったなぁ。
このあたりの駆け引きは試合経験の少なさなのかな。
これまでは気持ちとかフットワークとかショットそのもので
精一杯だったから、そこまでは話したことが無かった。

12歳児がお世話になっているクラブの方針は
「早い段階でバランス良くすべてのショットを教える」こと。
小学生でもアングル、ドロップ、アプローチからネット、スマッシュ、
すべてのショットを教えてくれる。

ワタクシもその方針には大賛成だし、きっと12歳にとって、
それらのショットを駆使して戦うのは普通のことなんだろう。

ただ、勝ってるんだから、そのままやればねぇ・・・

 

試合後、12歳児と話す。

「負けました」

「どうして負けたと思う?」

「足が動いて無かったから」

「そうかな。他には?」

「食らいつく気持ちが無かったから」

「うーん、勝てそうだとか思った?」

「思った」

「どこで?」

「最初の方で」

「でも後半、追いつかれたよね。どうしてだと思う?」

「足が止まったから」

(なるほど、やっぱり分かってない)

「たぶんね、第6ゲームのドロップショットで流れが変わったんだと思うよ」

「流れ?」

「そう。そこから違うテニスをし始めたんだ」

・・・・そんなこんなのやり取りが続く。

やはり意識的に違うことをしたわけではなく、
普通に持っているショットを繰り出しただけらしい。
痛い敗戦でまたひとつ勉強した。

もっとコートに立っていたかったと12歳児。
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勝てばもう1回出来たのにね。
まだ10時前だぜ(涙)

まあ仕方ない。
次も頑張ろう。

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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