プレゼントとか、胴上げとか。


まだまだこれから。
すべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
がんばろう日本!

子供たちからのバースデー・プレゼントである。

次男の入院やらなんやらで、
誕生日のお祝いムードどころではなかったが、
ようやく落ち着きつつあるってことで、
買ってきてくれたらしい。

このビアグラス、ただのビアグラスではない。
どんなグラスかというと・・・

「泡立つビアグラス」なのだ。
ビールを注ぐと、細やかな泡がキレイに立つ。
この絶妙な泡の具合のお陰で、イオンの100円の発泡酒も
プレミアムモルツの気分で飲めるというわけだ。

実はこのビアグラス、昨年の誕生日にももらったのだが、
先日、不注意から割ってしまったのだ。
ということで、とてもうれしいプレゼントなのだ。

あとは飲み過ぎ注意ね。
気をつけます、ハイ。

さて先日のKen’sクルー合同研修会
最後のパートも終わりかけの頃、それは起きた。

胴上げである。

宙を舞ったのは富田コーチ
生涯初の胴上げ体験だったらしく、かなりビビっている様子。

なぜに胴上げされたかというと、合格祝いである。

先日受験した、公益社団法人・日本プロテニス協会の
プロコーチライセンス・アップグレードテストに見事合格、
めでたくプロフェッショナル2に昇格したのだ。

研修会の前のパートでは、
岩本コーチ・大倉コーチのJOPトーナメント入賞やら、
色んなおめでとうを皆で祝ったのだが、
ワタクシ、富田コーチの合格をすっかり忘れていた。

最後の集合写真撮影の時、富田コーチが
「ボクの合格もあるんですけど・・・」と呟いた。

その瞬間、コーチたちが富田コーチを取り囲み、無理矢理の胴上げ。
何よりのお祝いである。(笑)

まあしかし、このプロテストというやつ、実は非常に大変。

基本的に受験生は、誰もが自分のスクール・クラブに戻れば
コーチとしてしっかり活躍している人たちなわけで、
自分のテニスやレッスンを他者に評価される立場ではない。

そういうコーチたちを、そうそうたるプロテスターたちが、
優しくも厳しい視点で、細かく評点をする。
当然ながら、誰もが超真剣で、その雰囲気は独特なものがある。

打球テストでは、普段はミスをしないようなショットも
過大なプレッシャーのかかった状態で入らなくなったり、
腕が縮んでスイング出来なくなったりする。

実際、富田コーチのサービスの最後の6本は
今までに見たことのないような、縮こまったスイングだった。
これ、ほとんどの受験生がそうなる。
そんな中で、なんとか合格ラインに届いたのは立派である。

レッスンテストでも、受験生がどんなアドバイスをし、
どんな矯正法を施すか、テスターは聞き漏らすまいと
至近距離で採点をする。

テスターの視点と大きくズレたり、
生徒さんが上達しなければ合格は遠のく。

しかも時間は、プライベートレッスンが25分、
グループレッスンが30分と短いので、
あれがダメなら、こっちでというわけにもいかない。

生徒さんの問題点を一発で見抜き、
的確な処方を施さなければいけないのだ。

今だから言うが、ワタクシ、
20数年前にアップグレードテストを受験した時、
終了後、テスターに
「キミのレッスンは手順が出来てるけど、中身が無いね」
と言われ、非常にショックを受けた。

実際、そのテスターから見たら本当に中身が無かったのだろうが、
そんな言い方は無かろうと心の中で思ったのだが、
後日届いた結果は合格だったので、許すことにした。(苦笑)

とまあ、そんなプロテスト。
今は、極端に厳しいことを言うテスターはいないと思うが、
それでも採点基準が甘くなったわけではない。

見事、クリアした富田コーチは、胴上げに値すると言えよう。

…って、上からっぽくてゴメン。
おめでとう!

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