Zとか、PRO STAFF SIX.ONE 90とか。


まだまだこれから。
すべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
がんばろう日本!

近所の駐車場で見かけた。

日本が世界に誇る名車である。(と、勝手に思っている)

といいつつ、実は型式等、あまり詳しくは無いのだが、
子供の頃、町で見かける車の中では
カッコ良さはダントツでナンバーワンだった。
そんなに数は走っていなかったものの、
見かけると、「わぁ!Z!Z!」と大騒ぎした記憶がある。

これは240Z?いや、Z-Lかな?

フロントスポイラーもオーバーフェンダーもホイールも完璧仕様だ。
これだけのグッドコンディション、かなりのものだと見た。
欲しくはないけど、一度乗ってみたいな。

さて、インプレである。

全豪オープンの興奮も冷めやらぬまま、久々のウイルソン。

PRO STAFF SIX.ONE 90

■フェイスサイズ: 90平方インチ
■ウエイト: 339g
■バランス: 30,5cm
■フレーム厚: 17mm
■ラケット長: 27.0インチ
■グリップ: G2・3
■ストリングパターン: 16×19
■価格:36,750円

言わずと知れたフェデラーモデルである。

フレームトップにはシグネーチャーの刻印

ブリッヂ部にはフェデラーのサイン。

モールドは基本的に歴代モデルから変わらない。

フレームは限りなくフラットで薄い。

そしてレザーグリップ。

いかにもハードというか、戦闘力を感じさせる。
それでこそのプロスタッフである。

ワタクシ、駆け出しコーチの頃。初代プロスタッフ(当時6万円)を2本、
コーチの先輩から譲り受け、喜び勇んで使ったものの
まったく使いこなせず、これじゃ試合に勝てないと、
泣く泣く諦めた過去を持つ。

以来、プロスタッフを自使用機として使い続けたことはない。
そういう意味では憧れのモデルでもある。

さて打ってみた。

ん?案外重くない。
これで本当に339gもあるの?

さほど持ち重り感がないことに驚く。
もちろん、長時間ずっと振り続けたらシンドイのだろうが、
ファーストインプレッションでは、重さのハードルは低いと感じた。

ボールを弾く。
おお!これこれ。
まさにプロスタッフ、まさに元祖ボックスフレームの感触である。

そうは言いつつ、「プロスタッフってこんな優しい打ち心地だったっけ?」と思った。
ガツッ!とか、ガシッ!とか、不快なショックは少なくなっている。
この辺が進化ってことなんだろうか。

優しくも、根本はそのままの感触という
非常に上手い味付けがされているように思う。

適度なしなりを感じつつ、
センターでボールを捉えた時の感触は快感そのもの。
ボールを打ちぬくってのは、まさにこういうことなんだろうと思ったりした。

ボレーもセンターで捉えたボールは
糸を引くようにキレイに飛んでいく。
ただし、ちょっと適当に打つと、
あっという間にヘナヘナに失速した打球になる。
そのあたりのプレーヤーを甘やかさないつくりは健在である。

スピンはフェイスに乗せて、潰してかける。
キッチリ振って、キッチリ落とす。
やはりプレーヤーの技量そのままのラケットである。

スライスもしっかり鋭く振り下ろせば
シュ~っと音がしそうなボールが打ち出される。
しかし柔らかく振ると、飛ばないか、ホワンと浮き上がる。
やはり甘やかしてはくれないのだ。

確かに簡単なラケットではない。
しかし使いこなす楽しみは大きいと思う。
ちゃんと打てればスゴイ武器になる。

フェデラーレベルじゃないと使えないわけではない。
スペック的に男性モデルだとは思うが、
しっかりスイングして、自分から打ち込みたいプレーヤーには
ぜひ挑戦して欲しいモデルである。

ちなみにワタクシは現在の練習量から考えるに、これは使えない。
頑張って、95かな。
いや、90でも大丈夫なくらい頑張らないといけないか。
そんなことを思わせてくれる1本だった。

もう30歳になるフェデラー。
もしかしたら現役最後の使用モデルになるかもしれない。
コレクションに1本という選択もアリかも。

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