まだまだこれから。
忘れないこと、続けることです。
がんばろう日本!
夢うつつのうちに手術は進む。
といっても、自分はただ横になっているだけ。
言われているのは、照準が狂わないように動いてはいけないとだけ。
途中で、仰向けからうつ伏せになって欲しいと指示が。
どうやら背中側からでは上手く砕けず、
お腹側から衝撃波を当てるらしい。
若干、エビゾリ気味の苦しい体勢ながらも
眠気には勝てず、また夢うつつ。
波動砲攻撃は1時間ほどで終了。
「終わりましたよ~」との声に目が覚める。
「あ~、よく寝た」と言った人はあまりいないらしい。
車椅子に乗せられて病室へ。
たぶん、歩いても戻れたと思うけど。
ベッドに戻っても、まだボ~っとしたまま、
寝たり起きたりの状態が続く。
正確には、声を掛けられれば起きる程度で、
ほとんどは寝ていたと思う。
看護師さんに起こされ、夕食。
ご飯、味噌汁、とろろ、そして苦手な煮物。
パンチの効いていない(当たり前)メニューにテンション急下降。
少し箸をつけただけでご馳走様である。
その後、部屋に戻り、また寝る。
結局、そんな状態で朝まで眠りこけた。
翌朝、習慣とは怖いもので、5時に目が覚める。
それにしてもよく寝た。
このところの睡眠不足を取り戻すかのように寝た。
こんなに寝たのは久しぶりだった。
おかげで腰が痛くなったけど。
メールチェックなどしつつ起床時刻まで過ごす。
さすがにLANは完備していなかった。(そりゃそうだ)
朝食は、ご飯と味噌汁、海苔と温泉卵。
昨晩よりはまだマシかなと思いながら、
いつもは食べない朝食なのに、おかわりまでした。
その後、医師の説明を聞く。
石はキレイに割れて、徐々に排出されているそうだ。
経過も良好ということで、予定通り退院と相成った。
「じゃあ、点滴2本打って、昼食食べた後に退院で」
「えっ?また点滴・・・?」
「ええ。なにか?」
「もう元気なんで、点滴は要らないかと…」
「いや、必要です」
「水分ならしっかり飲みますし、その分、返金してくれとか言いませんし」
抵抗してみたが、結局また点滴である。
数時間ガマンの末、ようやく点滴終了。
昼食もパンチの効いていないものだろうから、
食べるふりして、帰りにカレーかラーメンでも
食べようと思いながら食堂へ。
カレーだった。
しかも美味かった。
こういうのも出るんだなぁと思いつつ完食。
で、無事に退院となった。
たった一泊だったけど、
それほどシリアスな病状じゃなかったけど(たぶん)、
やっぱり健康がいちばんだなぁと思った次第。
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