ナショナルな一日

4時半起床。
いつもより少し早起きだ。
7時前の電車に乗り、赤羽方面へ向かう。

着いた先はここ。
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NTC(ナショナル・トレーニング・センター)である。

今日はここで、日本テニス協会主催のセミナーが開催されるのだ。
テーマは「Play+Stay指導者講習会」。
Play+Stayとは、ITF(国際テニス連盟)が推奨する
ジュニアプログラムのことである。

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初めてのNTCはエントランスに警備員が2名。
物々しい雰囲気の中、そっと入っていったら、
「おはようございます!」と元気に挨拶されて、
かえってビビッてしまった。

研修会は9時半開始。
しかし1時間以上前に着いてしまった。
もっとゆっくり出ても良かったのだが、
とにかく満員電車に乗りたくなかったのだ。
おそらくワタクシ、都内の会社で働くことになっても
無意味に早朝出社するタイプだろう。(笑)

イスに座り、ボ~っとしていると、
続々とアスリートの皆さんが入ってくる。
皆、背中に「JAPAN」と大きく入ったウェアを着ている。
種目は分からないが、日本代表の選手たちなのだろう。

と、その時、伊藤竜馬選手が入ってきた。
「おお!竜馬だ!」と心の中で叫んでいたら、
続いて、内山靖崇選手が入ってきた。
スゴイ場所だな、ここ。

そうこうしているうちに、研修会の時間になった。
今回の研修参加者は約30人。
人数を絞って、密な討論をしようという趣向で、
入れなかった方もたくさんいたようだ。
入れてよかった。

メイン講師は、ジャームズ・ニューマン氏。
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Play+Stayの基本概念のおさらいから、
今後の動きまで、話は多岐に渡った。
参加者からの質問も途切れることはなく、
良いディスカッションだったと思う。

ワタクシもあれこれとヒントをもらえたので、
さっそく形にしてみようと思う。
詳しいことはヒミツだけど。

で、昼食の時間。
普段、一般の人は入れない「さくらラウンジ」という、
選手たちが食事をする場所で、食事が出来ることになった。

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いくつものセキュリティを抜け、長い廊下を進む。
途中、「バスケットコート」「ハンドボールコート」などの
案内プレートがあった。
そして、窓の外にはテニスコート棟。
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おお!入ってみたい。
見学できないのかと聞いてみたが、やはりダメだった。

そしてさくらラウンジに到着。
ここから先は撮影禁止エリアなので、写真は無し。

食事は、ビュッフェ方式で自分で好きなものを選んで取る。
カロリー表示はもとより、成分表示や「スピード系」や
「持久力に」などの効力も書いてあり、
まさにアスリート・レストランという感じだ。

ふと前を見たら、バドミントンの潮田玲子選手が食事中。
富田コーチ、大興奮。(笑)
TVの何倍もカワイイというか素敵な方だった。
もちろん、騒ぐわけにもいかないので、冷静を装ったが。

食事を終え、食器を片付けに行くと、竹内監督をはじめ、
添田選手、鈴木選手、杉田選手に出くわした。
今日から、デ杯チームの合宿なのだそうだ。
錦織圭選手以外、トップ選手勢ぞろいという
恐ろしく豪華なラウンジである。

興奮状態の食事を終え、午後の部開始。
参加者の活動報告や質疑応答、またグループディスカッションなど
情報交換や横のつながりも出来たので非常に有意義だった。
また次回も参加したいな。

しかしここはスゴイところだったな。
まさにエリートのアスリートの集う場所。
いつかここで練習出来るようになりたいぞ。(もう遅いです)

貴重な体験にテンションアゲアゲな3人。
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着てよかったね。
ちゃんと仕事にフィードバックしようね。

そんなナショナルな一日だった。

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