そんなわけで、錦織と添田のダブルスが始まるのを
待っていたのだが、なかなか始まる気配が無い。
ウチの子に「マジメに練習しないなら、松岡さんのところに連れて行くぞ」
って言うと、「それだけは勘弁してください」って言うもんな。
松岡さんのところに連れて行ける繋がりは持ってないけど。(笑)
試合が行われる1番コートはすでに入場制限。
ワタクシたちがいる2番コートも制限直前に埋まってきた。
待つこと予定時刻から30分、ようやく始まった。
やっぱり圭のショットはパワーがある。
そして、イマジネーションがスゴイ。
まず、さりげない素振りが普通じゃない。
トップスピンボレーとか、極端に小さなスイングでのバックとか、
そんな打ち方イメージしてるのか?って思うようなものが多い。
で、実際そんなショットを打つ。
やっぱり普通じゃないな。
あそこのあのボレーからかなみたいな、
ターニングポイントを押さえ切れなかったって感じ。
今大会、いくつかの観戦で感じたのは、
やはりトップは勝負どころの集中力が半端じゃなく、
勘所をキッチリ押さえてくるってことだ。
たった1ポイント、1ゲームでもそこが大きいのだろうな。
なんて事を考えながら、ふと隣を見ると、
DRKさん、寝てるし。
お疲れなのかな?
シャッターを押した瞬間に目を覚まして、
「しまった~!」って顔してた。
もう遅いです。(苦笑)
まあ、でも今大会。錦織圭を見れて良かった。
1回戦敗退で、もう観れないと思ってたからラッキーだ。
入場口から向かい側の席に行くまでの間、
DRKさんに挨拶してくる人がやたらと多くて、
チェンジコートの間に、席にたどり着くことが出来なかった。
DRKさん、有名人だな。
ワタクシ 「DRKさん、有名人ですね。
DRKさんですか?って声かかるなんてスゴイなぁ」
DRKさん 「Maltさんも、声掛けられるでしょ?」
ワタクシ 「Maltさんですか?って声掛けられたら、
いえ、違いますって答えますもん」
DRKさん 「なんて人だ・・・」
コートではモンフィスの試合である。
なんだろ、この身体能力。
やたらとスライドするフットワークも普通じゃない。
どういうソールのシューズ履いてるんだろうか。
ちなみに、モンフィスのラケットのフレームサイドには、
「SLIDE MAN」と刻印が入っているらしい。
試合はモンフィスの勝ち。
いよいよ次はナダルの試合だ。
松岡さんも登場。
この時間でここまで席が埋まったコロシアムは初めてだって。
試合はビッグサーブに苦しみ、一進一退。
どちらに転んでもおかしくない展開だった。
ただ、ここ一番というビッグポイントを押さえたのはナダル。
これが強さなんだなと実感。
いやいや、良いもの見せてもらったよ。
たぶん、これでナダルは見納めだ。
世界No1のプレーを胸に刻んで
自分の練習も頑張ろうと思ったりしながら
会場を後にした。
さあ、オフィスに戻って仕事しなきゃと思ったら、
DRKさんから「ちょっとだけ行きましょう」とのお誘いで、
駅の反対側のレストラン街へ。
接客がおそろしくいまいちの中華料理屋で乾杯である。
(普通、オーダー頼まれて舌打ちしないだろ)
そういえば、たまたま隣の席に村上武資プロたちがおられた。
村上プロが、土居美咲プロや原田夏希プロらを丁寧に紹介してくれた。
食事中だったのにスミマセン、ありがとうございました。
と、そんな有明な一日だったが、夕刻、ボスから電話。
「今日は一日有明で遊んでるのかな?楽しかった?」
「うっ・・・・」
休暇届、提出しておきました・・・
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