生まれて初めて、川崎市は武蔵小杉駅に降り立った。
そういえば、ここの駅前にはDRKさんの会社のスクールがあるのだった。
ヘッドコーチも知っているし、アポ無し突撃訪問も楽しいかなと思ったが、
今日の目的は、とどろきアリーナで開催される「MastersClassc」に行くこと。
どう考えても時間が無いので諦め、バスに乗った。
ということで、会場に着いた。
アリーナの床面にマットタイプのコートが設置されている。
こういうコートもあるんだな。
MastersClassicは往年の名プレーヤーが年代を超えて、
試合をするというちょっと変わったイベントだ。
日本のテニスの黎明期を支えた選手から、
中堅どころ、そしてつい先日まで現役だった選手まで
バラエティに豊かなメンバー構成なのだ。
試合はチーム対抗戦のダブルス、1試合20分制。
すべてのゲームカウントの総数で勝敗が決まる。
イベントスタート!
MCの呼びかけで選手が入場する。
石黒修プロ
日本プロテニス界の開祖というべき御肩。
(社)日本プロテニス協会設立メンバーでもある。
俳優の石黒賢氏のお父様でもある。
坂井利郎さん
坂井さんは「プロ」ではない。
数々の戦歴を持ちながら、プロの立場をとらずに
デ杯監督、フェド監督なども含め、日本のテニス界を
支えてこられたスゴイ御肩。
入場時、客席に向かってボールを打ち込むのだが、
これが、それぞれのプロ独特の「いかにも」のフォームなのが
ワタクシ的にはツボにはまって、面白かった。
坂井さんは、しっかり腰を落としてのフラットだし。(笑)
平井健一プロ
高速サービスのダブルスの名手。
全然、衰えていない感じの体つき。
これまた、ワタクシが高校時代のテニスマガジンで
よく見たフォームそのまま。
ラケットがフタバヤだったらなぁ。(無理)
我らが長塚京子プロ登場。
前日、会った時、「明日は気合全開で頑張ります!」って言ってたっけ。
空気は読みつつ、暴れすぎないようにね。
渡辺功プロ
全日本選手権制覇、グランドスラム出場など、輝かしい戦歴を持つ。
(社)日本プロテニス協会理事長である。
相変わらず、色黒で底抜けに明るいキャラクターである。
この4人がテニスウェアで肩を並べる姿をまた見られるとは。(感激)
坂井さんのFILAのウェアと、石黒プロのチルデンセーターが
雰囲気をかもし出してる。
「チーム石黒」
左から、長塚京子プロ、神尾米プロ、谷澤英彦プロ、
平井健一プロ、坂井利郎さん、石黒修プロ。
「チーム渡辺」。
左から、辻野隆三プロ(MC)、山本育史プロ、佐藤直子プロ、
吉田由佳プロ、佐伯美穂プロ、森上亜希子プロ。
バラバラな感じで気勢を上げる、チーム渡辺。
決して、気が合っていないわけではなく、
渡辺功プロの掛け声がマイペース過ぎるのだ。(苦笑)
と、こんな和やかな雰囲気の中、プレーがはじまったのである。
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