子育てとか、家族とか、

最近の大マスコミの飯の種は新政権ネタだ。

鳩山さんの好きな食べ物とか、奥様との馴れ初めなんかに
ニュースバリューがあるのだろうか。
正直、そんなことはどうでも良い。
電波の無駄遣いじゃないかなぁ。

まあ、今の段階ではネタが少ないからなのだろうが、
政策の実現性とか教えて欲しいよ。

さて、こんな本を買った。

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「育休父さん」の成長日誌

何人かの共著なのだが、その中の一人が飲み仲間 野球仲間なのだ。

  「オレ、本出したことあんねん」

  「ウソこけ!」

  「ホンマや。Amazonで検索したら見つかるで」

でAmazonで探してみた。
あった、あった。

さすがに増刷はされていないようだ。
中古マーケットプレイスに何冊かある。

 1円だった・・・

送料350円のほうが高かった。

まずは友人の章から読んだ。
何故か涙が出た。
別に泣かせようと書かれた文章でもない。
でも、涙が出た。

その友人の子供たちもよく知っている。
友人の子供たちへの接し方も知っているし、
我が家の子供たちへの彼の接し方も知っている。
たぶん、ウチの子供たちは「オモロイおっちゃん」と思ってる。(苦笑)
感動を呼ぶような存在ではないことは確かだ。

ワタクシも右も左も分からない子育てに
翻弄されたのは、ほんの数年前のこと。
(今も翻弄されているが)
本を読みながら、「ああ、ウチもそんなことあったっけ」とか、
色んなことが思い出されて、涙が出た。

保育園の初年度なんて、病気だなんだと半分も通えなかった。
「お熱が出たのでお迎えに来てください」なんてしょっちゅうだった。

朝、熱が出て保育園に行けないことも数知れず。
そのたび、どっちが仕事を休むかで頭を悩ます。
妻も急には休めない仕事。
ワタクシ自身の体調不良と嘘をついて会社を休んだことも。

今でこそ、病気もほとんどしなくなったし、
保育園の送り迎えも無くなったが、
あのころは毎日、崖っぷちの綱渡りだったっけ。

今の野球チームの仲間たちは皆、似たような環境。

保育園から一緒の航空会社勤務の友人とCAの奥様。
子供の急病でも奥様はフライトがあるので休めない。
じゃあと友人(夫)が休むしかなかったって言ってた。

みんな同じ思いをしながら頑張ったんだなぁとか、
子供たち皆、大きくなったよなぁとか思ったら、涙が出た。

そのうち、子供たちはオヤジ達の野球にもついてこなくなるだろう。
でも、いくつになったって、いくらひとりで大きくなったような顔をしたって、
オヤジ連合束になって子供たちと付き合っていきたい。

今はオヤジ達だけで勝手に酔っ払ってるけど、
そのうち一緒に乾杯も出来るだろう。
そんなことが自然出来るように、
仲間たちとも子供たちとも付き合っていきたい。

やっぱり父親の育児参画って大事だと思う。(何もしてないけど)
そんなことを思った本だった。
興味のある方、中古を探して買ってみてください。
もはや印税は入らないんだろうね。
1円だもんなぁ。

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