ふれあいクラブの意味

先日の授業参観に続き、昨日も小学校にお邪魔した。
今度は授業をするためだ。

この小学校には、「地域ふれあいクラブ」なる授業がある。
同じ街に住む大人を講師に呼び、普段の授業とは別の
体験を子供たちにさせるとというもの。

授業には、生け花・割り箸細工、獣医さんによる犬と触れ合う講座や、
ファイナンシャルプランナーによる経済学講座まで多岐に渡る。
スポーツ系はバドミントンやグランドゴルフ、
そしてワタクシが講師をさせていただくテニスなどだ。

講師は基本的に近所に住む大人たちのボランティア。
竹細工の講師の方などは、結構なご高齢だ。

ワタクシ、この講座をつとめさせていただいて、
かれこれ4年目くらいになる。
もともとテニスの講師は、近所のスポーツクラブの
テニスコーチにお願いしていたらしい。

ある年、運動会をのん気に観ていたら
Ken’sのお客様に目撃されたらしく、
「この街に住んでいるなら、ぜひ講師を」と依頼され、
以降、講師をつとめさせていただくことになったのだ。

前回までは旭コーチや澤村コーチにも手伝ってもらっていた。
授業は体育館でやるのだが、ネットやボールなどの道具を
Ken’sから持ってこなければいけなかったのと、
体育館半面で16名にテニスを教えるのは厳しかったからだ。

しかし、今回からはひとりで行くことにした。
皆、何かと忙しいというのもあるし、必要な道具に関しても
毎回、持ってきてもらうのも悪いので、個人的に購入し、
学校に寄贈してしまえば良いと思ったからだ。

ということで、今回はネットやボールを購入。
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学校に寄贈した。

この講座を受けるのは5・6年生だ。
いつも思うのは、どの子もとても明るく素直だということ。
年齢的にも難しい年頃でもあると思うのだが、
変に斜に構えた感じの子がいない。
皆、挨拶も元気だし、真剣にテニスを楽しんでくれる。
いつもこちらが元気をもらうほどだ。

おかげで、この街に知り合いの子供たちが増えた。
子供たちもワタクシの顔を覚えていてくれて、会えば声を掛けてくれる。
なるほど、「地域ふれあいクラブ」という本質は
こんなところにあるのだなと気づいたりもしながら、
この街では変なことは出来ないなぁと思うわけなのだ。

節度ある大人の教育も兼ねてるのね。
酔っ払って赤い顔をして歩くのは、夜中だけにしておこう・・・

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