しなり最高!

あるコートに置いてあるのを見つけた。

何故そこに置いてあったのかは分からないが、
懐かしさに、思わず飛びついてしまった。

Cimg224209

コーチの私物だそうだ。(若いのに)

 

YONEX R23
Cimg223909

(スペックは割愛)

何年前のモデルだろう。
20年くらい?もう少し後かなぁ。
ナブラチロワ使用のR22から始まりR27と、
ヨネックスラケット全盛時代のモデルだ。

ワタクシも当時、R27を使っていた。
剛性も高く、なかなか良いラケットだったが、
あまり勝率の高くない時期だったので、
実は印象はそれほど良くない。(自分のせいだよ!)

Rシリーズはこれでもかってくらい発売されたが、
このR23は癖も無く、扱いやすいモデルだったと思う。

Cimg224009

たまたまテニスウェアだったので、持ち主の若手コーチに
相手をしてもらって、試打をしてみた。

Cimg224109

フレームも薄いしストリングも古そうだし、
なによりワタクシ、テニスが久しぶり。(反省)
まともに当たるのかと、ドキドキしながら打ってみた。

おお!スゴク良い!

フレームの適度なしなり具合が、
鞭の様な感触でボールを打ち出す。
一瞬、粘ってからバシュ~ン!と飛んでいく。
スピンも今風じゃないが、しっかり掛かって飛んでいく。

さすがにボレーは当てただけでは厳しいが、
スイング系にショットはまったく問題無い。
むしろ、今の飛び系のラケットに慣れた腕には
新鮮な感触ですらある。

たった数分のラリーだったけど、とても気持ち良く打てた。
やっぱり名品ってのは、変わらぬ良さを持っているんだなと思った。
(じゃあ、そのまま使うかっていうと、またそれは別だけど)

この時代以降のラケットは、あまり違和感なく使えるものが多い。
それ以前のウッドやグラスファイバーはさすがにキツイが、
新素材に移行し終わった頃のモデルは結構イケるのだ。
もちろん、最新モデルはさらに良くなってきてはいるが、
この頃のモデルもじゅうぶん良い。

このR23より少し前くらいが、ラケットにとっても
ターニングポイントだったのだなというのが分かる気がした。

そんなわけで、Ken’sではラケットキャンペーンがはじまる。
最新鋭のモデルはもっともっと良く出来ている。
たくさん試打してください。
(宣伝かよっ!)

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP