新譜

iTunesのライブラリを眺めてみる。
年齢的なものもあるのかもしれないが、
やっぱりという感じで、昔の楽曲がズラリと並んでいる。

歌謡曲からドラマ主題歌、映画サウンドトラック、ロック、
フュージョン、ジャズ、ビッグバンドまでごった煮状態だが、
洋楽・邦楽を問わず、多くは70~90年代の曲。
ここ数年に発表された楽曲はほとんど無い。

そういえば、最近のCMやTV番組で使われている楽曲も
かつてのヒット曲の焼き直しが多い。
TVドラマで使われる曲も同じ。

製作者の年代がそうなのか、昔の曲のほうが
優れていたのかは分からないが、
焼き直しがとにかく多い。

先日、TVで昔の楽曲についての番組をやっていた。
高度成長時代、携帯電話もパソコンも無かった昔は、
ひとつの歌がみんなの共通項になり得たってことのようだ。

今のTVでの焼き直し風潮は、そんな時代の楽曲のほうが
簡単に共感を得られるからっていう営業的な戦略なのだろうか。

実際、自分も新譜を買うことが少なくなった。
もう一度聴きたいと思った昔の洋楽・邦楽を
探して買うことのほうが圧倒的に多い。
昔は足で探すしかなかったのが、
今はネットで簡単に探せるってのもある。

でも、もしかして新譜を買わなくなったってのは、
新しいことへの順応性も無くなってきてってこと?
マズイかも。

で、久しぶりに新譜を買った。

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NONA REEVESの「GO」だ。

ラジオで聴いて一発気に入って購入。
久しぶりのパターンだ。

ジャンルは何に分類されるのだろうと
Wikipadiaを見たら、「ロック」なんだそうだ。
(ヒップホップとかラップだと思ってた)

しかも、こんな記述も。

 「70〜80年代のロック、ソウルおよびブルー・アイド・ソウルや
  ディスコ・クラシックス、そして歌謡曲までをその卓越した
  ポップ・センスによってオリジナルに再構築し、
  「今」を強く感じさせるバンド・サウンドで表現している」

そのまんま昔の音楽の焼き直しじゃないけれど、
琴線にふれるってのは70~80年代のテイストが
練り込まれているからなんだろうか。
どうりで気に入ったわけだ。

今度買おうと思っているこれも、

ジョンレノンなんかへのオマージュが盛り込まれているとか。
誰もが誰かの影響を受けて成長するわけだけど、
やっぱりビートルズ以降って偉大なのかなぁと思ったりした次第。

ちなみに、このGREEN DAYは、グラミー賞を受賞した
前作の「American Idiot」のほが良いらしいです。

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