もう終わったけど・・・
サンタクロースの存在って、何歳まで信じてたっけ?
サンタさんはいないんだって思いながらも、口には出さずに、
プレゼントが届くことを受け入れていたような気もするし、
寝た振りして、サンタの正体を確かめようともしなかったかな。
ある年、あまり使っていない部屋に入ったら、
プレゼントがふたつ用意してあった。
隠し方としては非常にヌルイんだけど、
たぶん、親としても面倒だったのかもしれない。
で、またある年のイブ、家に帰って食卓についたら、
メニューは普通の焼き魚だった。
前年までは、いちおうチキンとかオムライスっぽいのとか、
ケーキとか、色鮮やかな夕食だったのに、いきなり焼き魚である。
さすがに凹んだ。
(でも普通に食べた)
もうクリスマスって年じゃないんだなぁ、なんて。
さて、まだ子供が小さいのでクリスマスはある。
ただ今年はツリーは出さない。
なぜなら、Cooさんが食べてしまうからだ。
あんなピカピカしてバサバサしたもの、食べないわけが無い。
ってことで、今年はツリーは無し。
イブの前日、6歳児が言った。
「ああ、プレゼントなにたのもうかなぁ・・・♪」
「え?!もう決まってたんじゃ・・・」
「決まってないよ。まだ考え中なの」
「だって、サンタさんにも都合が・・・」
「大丈夫だよ、大きな袋にいっぱい入ってるから♪」
「いや、そういうわけにも」
「そうだ!お手紙書いてベッドに置いて寝ようっと♪」
もう、買っちまったぞ。
どうする?
ということで、イブの夜、サンタさんからの手紙を作成。
メリークリスマス!サンタさんだよ。
タッくんのおてがみ、よんだよ。
でも、ごめんね。
もうサンタさんはプレゼントをきめてしまったんだ。
おにいちゃんといっしょにあそべるものだから、
だいじにたのしんでおくれ。
らいんねんは、はやめにおてがみをくれるとうれしいな。
じゃあね、メリークリスマス!
妻が筆跡まで変えて書いてた。(笑)
目が覚めて、ダッシュで報告に来た。
「サンタさんからお手紙もらった!」
「なんて書いてあった」
「読んでない。プレゼント開けていい?」
結局、読んだのは、しばらくしてから。
「なんて書いてあった」
「よくわかんない」
何でも良かったらしい。
今年のクリスマスは街のイルミネーションも地味目かな。
サンタキャップがたいそうお気に入りの鹿島コーチと、
なぜかガッツポーズのトナカイ(旭コーチ)
メリークリスマス!でした。
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