バボラ ピュアストーム インプレ

ダンロップさんから、バボラの新製品「ピュアストーム」の
試打ラケットが届きました。

最近、試打ラケットが届くのが早い。
I口クン、ありがとう!

Pure Storm
Purestorm01_2 

プレスリリースによると・・・

バボラテニスラケットの「ピュアシリーズ」は
シリアスプレーヤー向けの競技ラケットで、
バボラ用具契約の多くの選手が使用し、
ATP/WTAツアーで席捲し続けています。

この「ピュアシリーズ」に、よりコントロール性と
面安定性を進化させた「PURE STORM TOUR」と、
コントロール性とパワー、操作性をバランスよく追求した
「PURE STORM」の2機種を加えました。

この両モデルには、新開発「カーボン・エクストリーム」が採用され、
より剛性を強化しコントロールの精度を向上しています。

・・・だそうです。
(詳しいスペックは、メーカーサイトでどうぞ)

今回届いたのは2機種。
PURE STORMと、PURE STORM TOUR(下写真)。
Purestormtour_2
TOURのほうが25gほどウエイトがあります。

このPURE STORMは、PURE CONTROLの
後継ともいえる機種でツアー系の選手にも対応するモデル。

それは、どこまでもフラットなラケット厚(21mm)と
ボックスフレームに継承されています。
Purestorm02

ワタクシ、個人的にはフラットビームと
ボックスフレーム形状のラケットが大好き。
フェイスサイズも98平方インチと手頃だし、
まさに好みにドンピシャのモデルです。

試打ラケットが会社に届いたのが朝、
おりしも今日は、ワタクシが久し振りにテニスをする日。

ちょうど和田コーチが来ていたので、
「試打用です。
 ガット張り上げて、お客様に打っていただいてください。
 そういえば、今日テニスするんだった。打ってみたいなぁ・・・」
と、独り言のように言ってみました。

夕方、Ken’sに行くと、さすが和田コーチ、
しっかり張り上げておいてくれました。
旭コーチだったら、おそらく聞こえないふりをするところです。

さて、まずは、PURE STORMから試打。

予想通り、芯のある若干硬質な打球感。
ただ、ボックスフレームのせいなのか、
それほどゴツゴツした感じは無い。
カツン!と適度に弾き出す感じ。

ねばり過ぎないし、
かといってあっという間に弾いてしまうこともない。
癖の無い非常にナチュラルな反発感です。

打球も振れば振った分だけ飛んでいくし、
スピンを掛けようと思った分だけ掛かる。
その人の技量がそのまま出るラケットだと思います。

ワタクシ、こういうラケットが大好き。
あまりに飛びとか、しなりが大きいと、
自分の感覚が混乱してしまうので。

PURE STORMの方はウエイトが295gと、
比較的取り回しが良く、その分TOURに比べると
若干軽い軽い打球感でリズミカルなプレーがイメージ出来ました。

PURE STORM TOURのほうは320gと、
たった25g差とはいえ、いきなり持ち替えたら
随分と感覚が違いました。
バランスも変えてあるとはいえ、
「しっかり振るべし!」という感じ。

どちらも自分の技術のままにボールを操りたい方向け。
マニュアルミッション車の運転を楽しむみたいな感じですかね。

ちょっとなぁと思ったのは、デザインとグリップ。
もうちょっと派手で良いんじゃないかと。
アエロプロドライブもヒットしたんだしね。

グリップは少ししょぼい気がします。
まあ、そのまま使いことは無いので良いのですが。

写真はフレームトップ部
Purestorm03
LEAD TAPE LOCATIONとあり、目盛りがふってあります。
ここだけにウエイト貼る人っているの?
デザインアクセントなのでしょうか。
要らない気もします。

細かい部分の文句もありながら、かなり好みのモデル。
以前のピュアコントロールから気になっていながら、
なかなか縁の無かったバボラですが、
なるほど良い製品をつくっています。

現在、試打はKen’s千葉にあります。
お試しください!

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