先日、ヨネックス ストリンギングセミナーが開催されました。
ストリンギングというのは、実に奥の深い世界。
張り方も何十種類とありますし、ラケットの形状や
ストリングによっても違ったりします。
同じ機械で張り上げても、人によって仕上がりが違ったり、
気温や湿度によっても変わってきます。
非常にデリケートな世界だったりするわけです。
かくいうワタクシも張り上がりにはこだわります。
自分のラケットを張り上げてもらうのも、
数十人いるコーチの中でも数名。
基本的には、Ken’s千葉の旭支配人に
張ってもらう事にしています。
試合に出ているわけでもないので、
そんなに頻繁に頼んだりはしないのですが、
年1回のイベント、オールスタークラシック前などは、
気に入ったセッティングが出るまで何度も
張り替えてもらうので旭支配人は大変。
やはりシビアに詰めたいときは、
同じ人に張ってもらわないとダメなのです。
(「自分で張ってくれ!」って声が遠くから聞こえますが・・・無視!)
まあ、それだけストリングは重要ってことで。
で、そんなストリンギングセミナーです。
数々のグランドスラムでストリンガーをつとめた実績を
お持ちの、その世界では超有名なお方。
ストリンガーという職業を世に知らしめた第一人者でもあります。
私もその昔、山森氏のストリンギングがTV放映されたときのVTRを
スローで何度も再生して、手さばきを盗もうとしたこともあります。
盗めなかったけど。
山森氏は、オリジナルテニスブランドの先駆け、
「Panda House」の代表でもあります。
ここのウェアも良く買いに行ったものです。
昼食をご一緒させてもらいながら、様々お話させていただきましたが、
ストリンギングそしてテニスに対しての熱い思いとプライドを
持っておられるのが、伝わってきました。
午前中はストリンギングやラケットチューンナップに関する
講義と質疑応答、そして山森氏のストリンギングデモ。
山森氏が巡回しながら、手取り足取りアドバイスをしてくれます。
一日がかりの講習でしたが、とても勉強になりました。
さっそく、Ken’sのオフィシャルストリンガーズチームにも
フィードバックして、皆さんのラケットをより良いコンディションに
仕上げるために勉強していきたいと思います!
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