幾つになってもスゴイ

柳恵誌郎さんという方がいる。

古くからのテニスファンの方はご存知かと思うが、
日本のプロテニスの草分け、礎を築いたひとりである。

最近のテニスファンには、WOWWOWでのグランドスラム中継の
解説者と言えば分かりやすいだろうか。
声を聞けば「あぁ、この声聞いたことがある。」というひとも多いだろう。
デ杯では監督としてもちろん選手としても活躍された方であり、
日本プロテニス協会の元理事長でもある。

そんなわけで、ボクにとっては雲の上の存在である。

その柳さんに先日(といっても4月)お会いした。

なんでも東京大学のテニス部のコーチもされているそうで、
千葉のコートでの練習のため2日ほど滞在しているなか、
「昼食でも。」と会社に訪ねて来られた。
(もちろん、ボクと「お昼でも。」ではなく、ウチの社長とである。)

ボクも昼食をご一緒させていただいたのだが、
とにかくパワフルな方である。
よく喋る、食べる・・・圧倒された。

昨年から、ご自分のHPも開設されたそうで、
グランドスラムイベントの会場から、
連日、速報をUPしているそうである。

それまではワープロも使ったことが無かったというから驚きである。
普通、その年齢からそこまでチャレンジしようとはなかなか思えないし、
思っても出来ないだろうと思う。

また、シニアプレーヤーのための技術書も書こうと思っているとのことで、
素晴らしくバイタリティにあふれた人であった。

そんな中、(珍しく)テニスウェアを着ているボク達を見て、
「今日はテニスするの?」と訊ねられたので、
「夕方からします。」と答えると、「見に行くよ。」とのこと。

柳さんが練習を見ているコートからそう遠くない「Kens千葉」だったので、
場所を説明し別れた

その時、ボクは、
「大学生相手に1日中練習した後では来れないだろう。社交辞令?」
と心の中で思っていたのですが・・・

続く

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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