推しとか、うまくなんかいかないのよとか。

仕事

女子プロゴルフの中継をよく観る。
大概の大会はU-NEXTでやっているので、休日はデスクワークをしながら、
モニターの端に流しっぱなしで観ることが多い。

やっぱり女子の方が華やかだし、距離感とかが参考になる。
男子はすごいけど異次元すぎてどう参考にすれば良いのか分からない。

で、中継を見ていて思うのだが、とにかく観客のおじさんたちの声がうるさい。
「行け!」「よしっ!」「入れっ!!」
毎ショット大きな声をマイクが拾うのだ。
推し活ってやつなんだろうか。とにかくすごい。
マイクのセッティングとかでもう少しかわせないのかな。


さて、うまくいかないことばかりだ。

ラジオパーソナリティのジェーン・スーさんが、
「人生はあなたを傷つけないようにデザインされてはいないの」と言っていた。
まったくその通り。

とはいえ、それが嫌だとかの愚痴ではない。

どちらかというと、ゼロイチの仕事が多い。
まあ、そっちが好きなのもあるし、
やりたいことが次から次へと思いつくというか湧いてくる感じなので、
そういう仕事が好きってのも事実。

すでにあることを忠実にトレースしたり、
ちょっと手直しして整えたりという仕事も大事なのだと思うが、
それはそういうことが得意な方にお任せして・・・かな。

で、ゼロから何かをつくっていく。
え〜と、例えば、新規店舗の開発とか立ち上げとか。
これまでいくつもの新店(スクール)立ち上げをやってきたが、
ひとつとして同じものはないので、大枠は一緒でも基本初めてのことばかり。

例えば、新規事業の立ち上げ。
新規事業だからそりゃすべてが初めて。
そもそもそれを考えることも、決めるプロセスも初めてだ。

ということで、当然うまくいかない。
体感的には9割方うまくいかないことだらけ。
ロールプレイングゲームよろしく、次から次へ大小のハードルがやっていく。
時にはハードルどころか壁がやってきたり。(笑)

これまであれやこれやをやってきてわかったこと。
ハードルや壁だらけなのが普通なのだ。

初めてのことを成すのに順風満帆、万事良好なんてわけがない。
人との調整、交渉、契約や工事の進捗、関係各所との調整、
時にはクレームや意見の対立など・・・まあ、問題だらけ。

それをひとつずつクリアするのが仕事なんだよねと。

昔は、何か問題が起こると、まずは「困る」ことから始まった。
そりゃ問題は大きなストレスだから「困る」のだけど、
困っている状態って、実は何も進んでおらず止まっている状態ってこと。

「あ、そうか。「困る」とか「怒る」とか「嘆く」ことに意味はないのだ」と気付いた。
まあ、普通気づくだろって話もあるが、やっぱり最初は「マジかよ、参ったなぁ」となる。
人間だもの。(笑)

でもそれが無駄だと思うようになった。
困っている時間がもったいないのだ。

ということで、問題やハードルや壁が出てくるとこう思うようになった。
「おっ、来たね。ハードル。これをクリアするとまた経験値上がっちゃうな」
「これは何かのネタに使えるかも」

つまり、つまずきはラッキーなのだと。

本当にそんな風に思えるのか?と思うかもしれないが、本当である。
経験値を上げる、問題解決力を鍛える機会ってそうないから。

ということで、「うまくいかないことばかり」の現実もそう悪くない。
前に進むとか、何かをつくっていくのって面白いよねって思うことで、
ここまで来ている感じかな。

さあて、次のハードルはなんですか。
生きてりゃなんとかなるぜ。

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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