原宿とか、灼熱の死闘とか。

テニス

原宿はラフォーレ前交差点。

原カドって言うんだっけ?
もうラフォーレが原宿のランドマークって時代は遠い昔なのかも。

そういえば、大学1年生の春、ユーイチくんと原宿に遊びに来たら、
なんやらの雑誌の取材で声をかけられたっけ。
あれ、なんだったんだろう。
「この春、田舎から出てきた若者」みたいなやつ?
ワタクシは福島、ユーイチは札幌。
顔に北日本て書いてあったのだろうか。

さて、ITF WORLD TOUR高崎

SBC Dream Tennis Tourである。

新加入の堀内プロが壮絶な試合を繰り広げている隣のコートは、
これまた、新メンバーの川橋勇太プロが死闘を繰り広げていた。

相手は松岡隼選手。
関口プロがコーチをつとめるBlueSixの若手選手である。

試合は序盤からしばきあい。
松岡選手のほうが若い分、打ちまくっている印象。
こんな打ち合いが最後まで続けられるのかと思うようなラリーが続く。

ファーストセットはタイブレーク。
わずかの差で松岡選手が取る。

川橋選手、少し足にもきている様子でピンチ。

・・・なのだが、基本的に笑顔で楽しそうに試合をするので、
どこまでダメなのか分かりにくい。
まあ、いいキャラクターってことで。


セカンドセット。
とにかく灼熱のコート、松岡選手が倒れた。

どうやら足に痙攣を起こしたらしい。

トレーナーが水分を飲ませ治療にあたるが立ち上がれない。

タイムバイオレーションがカウントされて、川橋選手に5ゲームが与えられ5-0に。

松岡選手、リタイヤかと思いきや、コートに戻り再開。
セカンドセットは川橋プロが取る。

勝負のファイナルセット。

松岡選手、捨て身の一発狙い連発。
これ以上、走れないからそれしか手はないのだが、
川橋プロも足にきているので、それを取りに走れない。

もう完全にダメな感じなのだが、なんで笑顔?

ゲームはなんと5-5まで進み、川橋プロが取って6-5。
そのまま取り切って7-5でゲームセット。

完全に両者ヘロヘロである。

「激攣りしました〜!札幌から高崎はムリ!」とのこと。

勇太、よく頑張った。

しかしこの暑さは過酷だわ。
見てるだけでもきついし。

あ、そろそろリモートミーティングの時間だ。
車の中だな、こりゃ。
そんな高崎の午後。
ああ、暑い。

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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