ロボットとか、45年越しとか。

テニス

四日市の商店街。

古いおもちゃを集めた店がある。
昭和のロボットのイメージは画面右端。
平成以降は左手前って感じかな。


さて、ラケットをゲットした。

数日待ってようやく着荷。

ジャーン!

YAMAHAって・・・おいおい。

YAMAHA YFG50

1980年頃のラケットだろうか。

当時、YAMAHAのテニスラケットは最先端。
ウッド全盛時代にグラスファイバー製モデルを出していた。
ウッドよりも反発も良く、耐久性も高い。
当たり前だけど値段も高かった。

普及モデルとしては、YFG30というモデルがあった。
たしか高校の時、フクダ先輩が使っていた。

反発はウッドに比べていいのだけど、球離れが良すぎてコントロールが難しい。
上手くないと使い切れないかもねみたいな風潮も。
ワタクシも高校時代は最後まで基本はウッドラケットだったし。

とはいえ、値段も性能も憧れのモデルがYAMAHA YFGシリーズなのだ。

ブリッジはビス留め。

振動吸収的な概念はなかったのかな。
今思えばけっこう大雑把かも。


ストリングは時代を思うに、ゴーセンのハイオーシープかな。
スパイラルが入っていたのはハイオーシープだけだった気が。

たしか中にオイルが入ってた。
効果のほどは分からなかったけど、ワタクシもハイオーシープ派だった。

YFG30はほぼフラットビームだが、YFG50はシャフト部分が少し薄くなっているのが特徴。

つまりグラスファイバーながらしなりを感じられるという画期的なモデル。

そしてカラーリングは2種類。
広告のキャッチコピーは「YAMAHAのチョコ」。
板チョコの包み紙からこのラケットが出てきたポスターが印象的だった。

実はこのYFG50、ワタクシも持っていた。
どうしてもこのラケットが欲しくて親に頼み込んで購入。

喜び勇んで練習に。
やっぱりYFGはいいなぁと思いながら、自転車で家に帰った。
家に着いて、荷物を入れていた後ろのカゴを見たらラケットがない。
どこかで落としてしまったらしい。

慌てて、来た道を戻って探したが結局見つからなかった。
あのショックはもう言葉では言い表せないほどだったっけ。
1日、1回だけの練習で手元を離れてしまった苦い思い出のラケットがこれなのだ。

このグリップ形状もなつかしい。

ということで、40数年前の無念を晴らすためにゲット。
今度、これでテニスしてみようと思う。

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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