団扇とか、X-BLADE新時代とか。

テニス用品


まだこれからすべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
頑張ろう、日本!

 

暑い、もう夏だねぇ。
レックインドアテニススクール上石神井に行ったら
団扇が出来上がっていた。
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モデルはフロントスタッフ、撮影はワタクシである。

最初は表面の立ち姿だけの予定だったのだが、
支配人のナオキさんが、「じゃあ、ボール打ってみようか」と
予定に無いカットを要求した。

「マジ?危なくない?っていうか、浴衣大丈夫?」
と言うワタクシを他所に、
「ちょっとだけやってみて。おっ!いいねぇ。その調子!」
と、プロカメラマンばりにモデルさんをのせる台詞を連発。
さすがナオキさんである。

ということで、撮れたのが裏面に。
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我ながらなかなか良い出来である。

この団扇が欲しい方は、可愛くて元気なフロントスタッフだけでなく、
男前で楽しいコーチもいるレックインドアテニススクール上石神井へどうぞ。

 

さて、そんなわけで団扇が手放せない夏である。
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ブリヂストンさんの団扇。

展示会でいただいたのだが、
名機 X-BLADEが新時代に突入したらしい。
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X-BLADEと言えば、ブリヂストンラケットを代表するツアーモデル。
かつてブリヂストンのツアーモデルと言えばPROBAEMシリーズだったが、
これがX-BLADEの源流になるのかな。(合ってる?)

PROBEAMはボックス形状&フラットビームという印象だが、
X-BLADEもお同じくボックス形状が特徴のシリーズだった。

ウエイトが軽いモデルはボックス形状ではなかったりするが、
それでもボックス的な剛健さは継承されていて、
やはりトップモデルはカッチリのボックスというイメージの
X-BLADEである。

そんなX-BLADEが大きく舵を切ったというか、
まさに新時代に突入したのが、今回のX-BLADE VX-Rだ。

 

BRIDGESTONE X-BLAE VXR300
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■フェイスサイズ:100平方インチ
■ウエイト:300g
■フレーム厚:23-26-22mm
■バランス:320mm
■ストリングパターン:16×19
■グリップサイズ:1、2、3
■価格:30,000円(税抜)

 

BRIDGESTONE X-BLAE VXR290
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■フェイスサイズ:100平方インチ
■ウエイト:290g
■フレーム厚:23-26-22mm
■バランス:325mm
■ストリングパターン:16×19
■グリップサイズ:1、2、3
■価格:30,000円(税抜)

上記のポスターからも分かる通り、
シャフト部がラウンド&エアロシェイプになり、
ビームが23-26-22と可変になっており、
かつてのボックス&フラットビームとは大きく異なる。

スペックを見るに、バボラ・アエロプロドライブを連想させるが、
やはり飛びと粘りの両立を狙ったモデルなのだろうか。

 

ということで、インプレ。

飛ぶ。
そりゃ飛ぶよね。
中厚だし、テーパービームのしなりもあるし。

しかしアエロプロドライブとはちょっと違う。
もう少し芯があるっていうか、剛性が感じられる。
ボールをしっかり捉え、感触をプレーヤーに伝えてくれる。
このあたりの剛性感がブリヂストンの特徴なのかも。

そしてキッチリとスピンが掛かる。
スペックと形状を見ての先入観もあるのかもしれないが、
フレームの適度なしなりがボールを咥え込んで
バシュッと回転を掛けてくれる。

300はよりハードにボールを咥えるというか潰す感じ。
290はもう少しライトで球離れが良い印象。

290は軽い分スイングスピードが上がりやすく、
若干の調整しないと最初は擦れ過ぎて球足が短くなってしまった。
つまりアジャストすればかなり自在にスピンが操れそうな感じである。

 

スライス系もキレイにボールが乗って滑る感じ。
高い位置からの切り下ろし系のスライスも鋭く滑る。

そして低い打点でのスライスが絶品。
鋭く真っすぐ打ち出されたボールが、
ネットすれすれを越えて相手コートでも失速せずに
少しサイドに切れながら滑ってくれる。

この低い打点でのスライスが滑るか止まるかは
ゲームにおいては非常に大きな要素。
相手から攻撃されにくい低いバウンドになるのは
ラリーの押し引きにおいて有利になるだろう。

290は若干浮き気味に感じたが、これはワタクシの問題。
普段から300g程度のモデルを使っているので、
290gを上手く調整し切れていなかったのだと思う。

普段のスペックが300gを切っているプレーヤーなら
同じように伸びて滑るスライスを打てるだろう。

 

ボレーは一瞬咥えてからボールが飛び出る感じ。
打球感もちゃんとあるので、自分の意図と
大きく外れたボールが飛んでいくことは無い。

一方、ローボレーはフェイスをキッチリ作ってあげれば
フレームのパワーで深くボールを送ってくれる。
この辺はラウンド&テーパービームの恩恵だろうか。

 

サービスはパワーアシストがうれしい。
振り抜きも良いし、フェイスがしっかり
ボールの打ち出しをサポートしてくれる。

スピンの引っ掛かりも良いので、高い弾道のスピン、
低く滑るスライスともにイメージ通りのボールが打てる。
実は試打会ではほとんどサービスを打てなかったのだが、
一通りの球種は良いフィーリングでボールが飛んでいってくれた。

 

このVX-R、やはり今までのX-BLADEとは違う。
しかし、X-BLADEの骨太さの根本は残しながら
飛びとスピンを進化させているように感じた。

おそらく、単にスピン、単に飛びを追求すれば
X-BLADEの冠の下に開発しなくとも、
「らくちんスピン」みたいなモデルを作ることは可能だろう。

そこを敢えてのX-BLADEとしての開発である。
このあたりにブリヂストンさんのモノづくりのポリシーが見える。

さすがにボックスフレームのラケットは厳しいが、
適度にパワーアシストが得られる骨太モデルを探している方、
ぜひ一度、試打されることをおススメしたい。

ちなみに新しいX-BLADEには、
VXというボックスフレームモデルもちゃんとある。

ボックス形状大好きなワタクシは
もちろんこちらの方がしっくり来たのだが、
その辺のことは次回のインプレとしたい。

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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