まだこれからすべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
頑張ろう、日本!
リビングのエアコンから変な音が出る。
ジェットエンジンみたいなキーンとか、
ヒューンとか、そんな感じの音。
もう10年選手だし、そろそろガタが来たか。
買い替えサインなのかなぁ。
妻に「電気屋さんに診てもらおうか」と言うと
「けっこう使ったし、消費電力を考えても買い替えの方が経済的かも」
とのこと。
調べてみたら、大きな部屋用のエアコンて高いのね。
どうせ春秋はつけないし、
マンションだからそれほど寒くも暑くも無いし、
完全に壊れるまで我慢してみるか。
あ、でも真夏は犬がいるからエアコンつけっ放しだっけ。
Cooさん、Cocoさんの健康にはかえられないあなぁ。
子供の進学もあるし、何かと物入りな年明けである。
困ったぞ。
さて、いよいよ全豪オープンが始まる。
そして毎年この時期は新製品ラッシュ。
各選手が新しいラケットで登場する。
シャラポワも新しいラケットで登場。
ブリスベンではイバノビッチを下して優勝した。
そのシャラポワの手に握られていたのがHEAD INSTINCT。
ワタクシ、昨年の発表会で見たときは、そのカラーリングに
若干引き気味のまま、展示会場を後にしたのだが、
その後、何度か試打をして、なかなかの進化を遂げたという好印象を持った。
ということで、新しいインスティンクトをご紹介。
HEAD GrapheneXT INSTINCT MP
■フェイスサイズ:100平方インチ
■ラケット長:27.0インチ
■フレーム厚:23-25-21mm
■ウエイト:300g
■バランス:315mm
■ストリング:16×19
■グリップ:1・2・3
■価格:30,000円
インスティンクトの基本モデル。
それに思い切った値付けをしてきたヘッドさん。
安いよね、安い。
30,000円でこのモデルが買えるって
かなり思い切った戦略だと思う。
錦織圭使用モデルのBURNが39,000円だから
ずいぶんな違いだ。
では、インスティンクトの位置付けが
廉価版モデルかというとまったくそんなことはない。
性能的な部分を考えると非常に高い次元にあるし、
コストパフォーマンスの高いラケットだと思う。
打ってみた。
打球感は非常にソフト。
ヤワとか飛ばないという意味ではなく、
良い意味で絶妙にボールをくわえてくれる。
腕に非常に優しく、しかししっかりとボールが飛んでいく。
ソフト感と飛びのバランスはとても良いところに落ち着いている。
打球時のガツンという衝撃は非常に少ない。
かといってボンヤリした打球感ではない。
表現が難しいのだけど、ボールの円周の半分くらいを
フェイスがしっくり(しっかりじゃないところがミソ)と捉えて
ボールを打ち出してくれる感じ。
その分、フラット系に厚く当てても
腕に負担が少ないのが大きなメリットだと思う。
逆に言えば、思い切りフラットに打ち抜きやすいということだ。
変な言い方かもしれないが、振っても振ってもボールが入る。
そして腕の疲れは少ない。
かといって、初心者モデルのようにボールに負けるわけでもない。
フェイスサイズ100、ウエイト300のゴールデンスペックだが、
最近流行りのカンカン系のスピード重視の味付けからは一線を画した
独自の味付けの不思議に扱いやすいラケットだと思う。
そんなわけで、ヘビースピンよりはフラット系に向いているのかなと思う。
グリグリにスピンを掛けるなら、アエロプロドライブとか、
エクストリームとか、ウイルソンのSシリーズとか、
別の選択肢で良いと思う。
このインスティンクトはフラット系で軽快に振り抜いて欲しい。
そういう意味ではネットプレーにも優しい。
適度な球ノリはコントロール性が良くなった気になるし、
厚く当てて叩く時にも衝撃は少ない。
ローボレーもスッと当てればしっかりボールが上がってくれる。
非常に扱いやすい印象である。
サービスも抜け良く振れる。
MPに関しては、フレーム(ヘッド)が回ってくれる感じもあり、
自然な振り抜き感が心地よい。
個人的にはスライス、スピンの時に
もう少し引っかかり感が欲しい気がしたが、
これは感覚の調整でなんとかなるレベルだと思う。
とにかくオールマイティに使いまわせるモデルである。
300gを無理なく振れるプレーヤー、特に女性にお勧めしたい。
シャラポワが使っているから女性にということだけでなく
ステップアップを目論む女性には強くオススメしたい。
じゃあ、300gは重いって人には?
ご心配なく。
「REV PRO」そして「S」と、ちゃんとラインナップが揃っている。
こちらのインプレはまた後日に。
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