雪とか、Wilson BURN95インプレとか。

テニス用品


まだこれからすべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
頑張ろう、日本!

 

先日の雪はちょっと焦った。
たまたま休日だったので、
結局一日中自宅にこもって仕事をしていた。

朝からずっとPCに張り付いてあれこれしていて
ちょっと疲れたので、ソファで横になろうと思ったところに
12歳児が学校から帰ってきた。

後で母親に「おとうさん、一日中寝てた」と言ったらしい。
たまたまちょっと横になったタイミングでそれはないぞ。

次の日、ウォーキング通勤で代々木公園を抜けたら
かなり雪が残っていた。
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東京はずいぶん降ったのね。
千葉は雨だったんだけど。

 

さて、錦織圭の活躍でさらに話題が加速しそうな
ウイルソンの新製品BURNシリーズである。

まだ発売前だが、圭の使用機であるBURN95は
メディアにも取り上げられる注目の1本である。
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BURN95
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■フェイスサイズ:95平方インチ
■ラケット長:27.25インチ
■ウエイト:309g
■バランス:325mm
■ストリング:16×20
■グリップ:2/3
■価格:39,000円

 

昨年、発表直後にBURNシリーズの試打をさせていただいたのだが、
その時には95のみ試打が間に合わず打てなかった。

ウイルソンさんの展示発表会での受注状況で
かなり品薄になりそうな予測は立っていた。
しかしスペック的に誰でも使えるとは思えなかったこともあり
「95フェイスで309gだし、対象は限られるだろう」と
話題性はあるものの、シリーズメイン機種にはならないだろうと思っていた。

試打が出来なかったゆえの読みだったのだが・・・

 

そしてようやく試打をする機会がやってきた。
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なんと案外扱いやすい。
とりあえずウエイト的な厳しさは感じられない。
まずい、けっこう扱いやすそうだ。

そうはいっても、95平方インチのフェイスである。
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そんなに簡単じゃないはず。
(発注数が足りなかったかなと不安になるワタクシ)

 

打ってみた。

ゲゲッ!打ちやすい。
飛び出しが非常に良い。
ボールの真芯を打ち抜いていくようなイメージ。
適度に軽く、しかし自分の感触を裏切らず、スピードショットが出ていく。

95フェイスということもあるだろうが、面ブレも少ない。
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これはBURN95のみに搭載されたPWSの恩恵もあるのかも。
とにかく安定したフェイス操作が印象的である。

同じツアー系でも、PROSTAFFシリーズは若干
手に伝わる振動が大きいが、BURNは非常に抜けが良い。
ガツンと打つというよりは、スパン!とボールが飛ぶイメージ。

なんだろう、この使いやすい感じ。
このスペックでのこの打ち心地は正直、予想していなかった。
これ、けっこう幅広い層に使えそうだ。(汗)

スピンは引っ掛かる感じは少し薄いが悪くない。
球離れが良いので、潰してスピンを掛けたいタイプには
少し違和感があるのかもしれないが、
決して回転が掛かりにくいわけではない。

ヘビーにトップスピンを掛けてのアングルへのパスも問題なく打てる。

ボレーはちょっとしんどいかも。
芯を食えば気持ち良くキレのある打球が飛んで行ってくれるが、
センターを外すと多少前に押し出してあげないと深く飛ばないかも。
ダブルス〜ネットプレーメインの方には100と比較してみるのもいいかも。

ただ、感触がダイレクトなので、アングルやドロップなど
デリケートなショットは打ちやすいように感じた。
飛び系のラケットはどうしても感触が大味になりやすいが
逆にBURN95のようなツアー系のモデルはシビアな感触が得られる。
ここはどっちを取るかなのだろうなと思った。

サービスは力が集中する感触が気持ち良い。
フラット系も振った分だけしっかり飛んでくれるし、
スライス、スピンもフェイス上部でボールを捉えることを意識すれば
バシュッ!とヘビーにスピンが掛かってくれる。

 

全体的には速いラケットである。
ボールの打ち出し、振り抜きともに鋭さが際立つ。
スピードを重視したという圭のリクエストに
見事に応えたなぁという印象である。

若干グランドストロークの比重が高いオールラウンドプレーヤー、
ラリーの駆け引きから前に詰めて仕上げという試合展開が
頭に浮かぶようなラケットだなと思う。

309g、95フェイスを見て最初から諦める必要はない。
一度使ってみれば、その扱いやすさが分かると思う。
とにかくウイルソンの渾身の新シリーズを体感して欲しい。

ちなみにこのBURN95は日本だけの企画。
海外ではこのスペックは発売されない。
つまり並行輸入製品は無いということだ。

これだけ錦織圭がブレークしている中、ウイルソン本社は
「やっぱり95も売る」と言わないのだろうか。
そんな素朴な疑問をぶつけてみたが、
契約的にその可能性は低いらしい。

ただ、もしかすると「BURN96」とか「97」とか、
微妙なモデルは出るかもしれないとか、それはないとか。
(よく分かりません)

とにかく、このBURN95。
扱いやすくて威力抜群という、本当によく出来た武器だと思う。

発売は2月23日。
あまりの注文の多さに、急遽、工場のラインを変更したらしいけど、
それでも全然追いつかなかったらしい。
この先、中国は旧正月に入って工場は動かないだろうし、
落ち着くのは4月くらいなのかな。

色んな意味で普通じゃない、BURN95なのである。

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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