チケット受け取り、まずはジュース。
あと、朝食を食べていなかったのでホットドッグを購入。
おそろしくチープなホットドッグ。
昔、ドライブインの自販機で売ってたやつみたい。
これでジュースとセットで1,000円くらいだっけ。
高いよ。
souvenir the movie Mariya Takeuchi Theater Live
竹内まりやのデビュー40周年を記念してつくられたライブムービーである。
山下達郎、竹内まりや夫妻は最強の音楽職人だ。
達郎は、大瀧詠一、細野晴臣らと
日本のポップスシーンを牽引してきた。
山下達郎の音楽職人ぶりは「アルチザン」というアルバムタイトルに象徴される。
アルチザンとは「職人的芸術家」という意味だ。
竹内まりやのデビュー当時は「売れ線ポップスじゃん、ケッ!」なんて思ってたし、
その後に「駅」や「本気でオンリーユー」などのヒットを飛ばすも、
「不倫の歌ばっかりじゃん」なんて思っていたのはゴメンなさいである。
以前、ラジオで彼女の曲作りについての話を聞く機会があり、
メロディーへの歌詞の乗せかたのポリシーにぶっ飛んだ覚えがある。
そこまでこだわるのか、こりゃ、やっぱり職人だなと。
竹内まりやのライブは、達郎がバックでテレキャスターを抱え、
最高のコーラスを提供している。
それにしても達郎の声はすごい。
一度だけ達郎のライブに行ったことがあるが、
渋谷公会堂のステージからマイクなしで歌った声が
一番後ろの席のワタクシまでクリアに届いたのには驚いた。
「ここで一番後ろに声が届かなくなったら、ステージをやめます」
と言っていたのが印象的だったっけ。
この二人が夫婦というのだから、何ともすごいタッグである。
ということで、数年おきのライブのダイジェスト的に構成されたこの映画。
結論から言うと、とても良かった。
上映館も少ないし、公開期間も短かいうえに、
2,800円という映画の値段じゃなかったけど、観て良かった。
オープニングがライブ盤の1曲目だったので、
延々、ライブ盤の映像付きを観させられるのかと思いきや、
数少ない何回かのライブ映像がうまく配されていて新鮮さもあった。
竹内まりやもすごいけど、やっぱり達郎はすごい。
もう一度、達郎のライブに行きたいな。
今年、チケットを申し込んでみようと思ったことがあったのだけど、
外せない仕事とぶつかっていて諦めた。
竹内まりやはもうライブやらないかな。
映画を見たら、やっぱりライブが観たくなった。
ポールマッカトニーと一緒で、お互いいい歳だから、
機会を逃すと最後かもしれないし。
って、どっちが最後だ。
ああ、観たいぜ、達郎&まりや。
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