オブジェとか、徹頭徹尾とか。

仕事部屋に入ると、不思議なオブジェが。

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ウチの8歳児の仕業である。
ヘンなもの置いていくなよ。

どうやらヤツのマイブームは団扇のようだ。
さっきは団扇を両手に持って、パタパタ羽ばたきながら
ソファーの上から飛び降りていた。
でも、それで飛ぶのは難しいと思うぞ。

さて、まだまだ暑い日が続く。

車の外気温計。
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38度って・・・体温より高いじゃないか。
どうしちゃったんだ、日本の夏。

で、向かったのは柏市。
TTC(テニストレーニングセンター・吉田記念テニス研修センター)だ。

長塚プロ、澤村コーチとともに、あるプログラムについて
見学・勉強をさせていただくためである。

久し振りに訪れたTTCは、いつもと変わらず
隅々までビシッとキレイに整備されていた。

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クラブハウスに入ると、すかさずスタッフの方が出てこられて
元気に挨拶をしてくださる。
アポを取らせていただいた、顔見知りのスタッフさんだけではない。
すれ違うスタッフさん全員が、
「お待ちしてました。ようこそいらっしゃいました」
と、元気に挨拶をしてくれる。

我々がお邪魔するということが、
全員に行き渡っているのであろう。

長塚プロが一緒だからということではない。
ワタクシだけでも、澤村コーチだけでもきっと同じだろう。
お客様をお迎えする心がスタッフ全員に浸透しているように見えた。

こういうところがTTCの素晴らしいところだ。
センターの理念や根本の方針が、全スタッフ、そしてジュニアや選手、
一般のお客様まで、そこに集う方々皆に理解されているのを感じるのだ。

プログラムの説明を受け、見学をさせてもらった後、
センターの方々から様々なお話しを伺った。
センターの方針、取り組み、スタッフや選手とセンターの関係の考え方、
テニスというスポーツへの考え方など、たくさんのことを伺った。

感じたのは、首尾一貫というか、徹頭徹尾というか、
方針が一気通貫しているということ。

こういう組織やチームは強い。
タッフ全員が理念や根本方針を同じレベルで理解していれば
何をするにもブレは無いし、対応や行動を大きくを誤ることもない。

対して、階層や立場によって方針の理解度が違ったり、
徐々に薄くなっていく組織、チームは弱い。
それぞれが行動規範や指針無く、バラバラな動きをしてしまう。

やはり妥協無く、貫くことだなとあらためて思った。
理念があることに満足せず、それをどのレベルで伝えていけるか、
理解してもらうこと、浸透させられるか、そこが勝負だと痛感した。

まだまだやらなければいけないこと、出来ることは沢山あるなと
思いながら、帰途に着いたのだった。

知りたかったプログラム以外のことも
沢山持ち帰らせていただいた有意義な時間だった。
本当にありがとうございました。
またお邪魔させていただきます。

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