音声(量)が安定しない携帯電話。
相手が「もしも~し!どうしたのかな・・・」みたいになってしまい、
まともに通話が出来ない。
困りに困って、ドコモショップに相談したら、
「たしかにそうですね」とあっさり交換してくれた。
当然ながら同じ機種に交換。
若干、悪い予感というか不信感を抱きながらも、使ってみた。
しかし、症状はまったく変わらない。
しばらくガマンしていたのだが、携帯電話の基本機能がこれでは
話にならなかろうと、意を決して再びドコモショップへ。
症状を説明、受け付けのお兄さんがテストするも、
今回は、「再現性が無いので、対応しかねます」との回答。
そんなちょっと見ただけで、再現しないからダメは無かろうと、
説明するが、口調は丁寧だが、同じ答えを繰り返す。
「同じようなケースは報告されていないのか?」と聞くと、
「そのような報告はございません」とのこと。
メーカー(シャープ)から、何らかの情報や対応策が
公式にリリースされていないということは、
メーカーとしても不具合はないとの認識だそうだ。
「もしネット環境があったら、機種名と症状で検索していて欲しい」
とお願いしたら、バックヤードに行き、見てきてくれた。
しかし、
「たしかにそのような情報はありましたが、
ネットの情報を公式な情報として認めることは出来ません」
との返事。
まあ、それもそうだけど・・・
とにかく、今ここで再現が認められなければ、
不具合なしとしか回答できないとのこと。
困ってしまって、「あなたならどうしますか?」と聞くと、
「立場を離れれば、別のキャリアに乗り換えることも考えますが、
そこでも同じことが起こらないとも言えないので、なんとも・・・」
との答えだった。
もう、ドコモは解約しようかと思ったのだが、すぐには出来ない。
「じゃあ、このシャープ製はどぶに捨てたと思って、
前の機種を引っ張り出して使います」と答え、ドコモショップを出た。
歩きながら仕事の電話をしたら、また同じ症状。
相手は、「もしも~し!聞こえな~い!」とのこと。
そのまま、ドコモショップに引き返し、窓越しに手を振って、
先ほどのお兄さんに出てきてもらい、電話を代わってもらう。
通話相手からも説明をしてもらい、「こういう感じなのです」と言うと、
「私に代わってからは異常は見られなかったので・・・」との返事。
「もしかして、私に問題があるのでしょうか?
変な電波をだしてるとか、声の周波数がおかしいとか」
と聞くと、予想外の回答が・・・・
「先ほど、お客様の通話を見させていただいたのですが、
もっと通話口に口を近づけたほうがよろしいかと思います」
「え?フォームの問題なの?」
「ハイ、携帯電話を少し折って、マイクと口を近づけるか、
マイクと口の間を手を筒のようにして繋ぐなどすると
改善するかもしれません」
「携帯電話のマイクってそんなに感度悪いんですか?
以前の機種ではそんなことなかったけど」
「メーカーによっても、若干違うのです」
「でも、いちいち微妙に携帯折るとか、手を添えるってのもなぁ。
でも、そうだとすれば、前回の再現が確認されて交換になったのは
説明がつかないような気もするんだけど」
「それにつきましては、担当したものに私が聞きたいくらいです」
「それって、答えになってないんじゃ・・・・」
せっかく店の外まで来てくれたし、話しが長くなるのも悪い。
「じゃあ、しばらくそれでやってみます。
それでもダメならまた来ていいですか?」
「もちろんです。いつでも私をご指名ください」
長いこと携帯を使っているが、フォームにダメを出されたのは初めてだった。
そういうものなのか。
いまだ釈然としないのだが。
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