ブルイク・トートとか、人脈はとか。

仕事

川奈ホテルのコートにて。

親子で愛用のblueeq(ブルイク)のトートバッグ。
芝生も似合うね。
ブルイクはこちらからどうぞ!
blueeq〜LAFINO

さて、人脈のお話。

思えばたくさんの方と関わって、たくさんの人にお世話になってきた。
まあ長く生きていれば出会いも多い。

これを人脈というのかはわからない。
「あの人、知ってる」レベルは人脈ではない。

何かあった時に頼ってもらえたり、何かあった時にお願いや相談ができたり、
そこから様々な方を紹介してもらえたり、もちろん仕事に繋がったり、
プライベートでもお付き合いがあったりというレベルをもって、
ようやく人脈って言えると思っている。


人見知りで人付き合いが上手ではないのもあって、
昔から人脈づくり交流会的なところにはいかないようにしている。
ああいうところで大量に名刺を交換しても、それは人脈ではない。
単なる名刺コレクターだ。

本当の付き合いって、仲間として一緒に仕事をしたり、
取引先として一緒に何かを目指したり、
互いの持っているものを認めて、何かの案件で紹介したり、
されたりしながらつくられていくものだと思う。

そんなことを経て、たくさんの方々と関わらせていただいた。
もちろん名刺交換だけで終わった人もいるし、
取引先で付き合ったけど、部署移動の途端に縁が切れた人もいる。

本当の付き合いは、担当じゃなくなっても、部署が変わっても、
それこそ会社が変わっても、変わらずお付き合いは続いているし、
まったく別の案件の時に助けてくれたりする。
もちろんお互いにだ。


何か案件が出た時に、「あ、それは聞ける人がいます」「頼んでみましょうか」
「たぶん力になってくれます」って言えることこそが財産だと思う。
テニスに限らず、不動産、ウェブ、訴訟、トラブル、新規事業、調達・・
どこにどれだけのネットワークがあるか。
メッチャ強みになると思う。

そしてそれは誠意を持って付き合ってきたからのもの。
年齢や立場の上下、取引関係の力関係をベースにしていては構築できない関係だと思う。
それこそ、部署や担当から離れれば、相手も離れていく。
それじゃ人脈ではない。


本当のお付き合いって時間をかけてつくっていくものなんだと思う。

その昔、様々な方を上司から紹介してもらった。
それこそ名刺交換レベルだけど。
もちろん自分の仕事の範疇内での紹介だ。

上司であるトップから、相手先の社長さんもたくさん紹介してもらった。
もちろん取締役も部長も含め、上位の方々とたくさん名刺交換させていただいた。

では、その方々が自分の人脈になったかというと、それはほぼない。
社長は社長同士の付き合いやネットワークがあるし、
相手方の部下なんかを人脈に組み入れるわけもない。
社長が兵隊だと思っている部下ならなおさら、
相手方の社長は名刺交換した5分後に名前も覚えていないだろう。


昔、お世話になった上司はオンオフのハッキリした方だった。
仕事関係の場では人を紹介してくれるが、
異業種関係や自分の知り合いは一切紹介してくれなかった。

ある時、新規案件で他業他社の知り合いの方を紹介いただいたことがあった。
その方の若い頃からの先輩だったと思う。

今後の動きも決まり、打ち合わせが終わった。
そして「軽く飲みましょう」ということになった。

上司はこう言った。
「あ、コイツは帰るから」

ようはオレの人脈に入ってくるなということだ。
ワタクシは素直に「失礼します」とその場を後にした。


その時、20代のワタクシは思った。
人脈は譲ってもらうものではないのだ。
人脈は自分でつくるしかないのだと。

社長さんは社長さん同士の付き合いがあるし、
そこに兵隊を連れていく必要もない。
名刺交換をしたって、他社の社長さんから電話が来ることはないし、
こちらから連絡を取るなんてこともできるわけもない。
ようはステージが違うのだ。


人脈は自分で作るのだ。
誠意を持って仕事をし、一緒に汗をかいて、
取引先であっても同じ立場で一緒に苦労をして何かをつくりあげて、
一緒に喜んで、悩みを聞いて、たまには愚痴も言い合って、同士になる。

きっと年月を経れば互いにそれなりのポジションになっている。

誰かのために動いたり、動いてもらうなんて、名刺1枚の関係でできるわけがない。
それが付き合いってものだ。


ワタクシも部下にたくさんの人を紹介したいし、そうしている。
でも、その紹介で人脈をもらえたとか、人脈が出来たとか思って欲しくない。

紹介や名刺交換はたんなるきっかけに過ぎない。
名刺交換をしたその日にお礼のメールを送るのも悪いとは言わないが、
ビジネステクニックではない本質は、ここから先の付き合い方にある。

結局、人との繋がりは名刺や肩書きではない。
仕事上であっても損得だけじゃなく、誠意を持って本気で付き合うことでしか繋がれない。
名刺が変わっても、なくなっても変わらない付き合いがあるかどうかが
その人の本質じゃないだろうかと思う。

これから先の長い皆にも、良い付き合いをたくさんつくっていって欲しいと思う。
きっかけはつくるが、その先は自分でガンバレ!

#ブルイク  #blueeq #lafino

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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