井戸とか、NEW PURE AEROインプレとか!

Team REC

海沿いの公園で。

昭和の頃はこういうポンプが普通にあった。
親戚の家にもあって、喜んでキコキコしてたなぁ。
ここもさすがに飲めはしないらしい。



さて、いよいよ新しいPURE AEROの試打である。

炎天下、竹島、菊池両プロを相手に1対2での試打になりそうだったので、
具合が悪いふりをして、「玄吾、ここ入って」と逃げた。
が、逃げたら試打できないじゃん。


ってことで、前田コーチをつかまえて試打開始。
さぁて、今度のPURE AEROはどんなかな?

ちなみにRA(フレームの硬さの値)は低めだった、
しなってスピンがかかりやすいPURE AEROだったけど、
最近のPURE AEROはどんどん硬くなっていく一方。

現行モデルはかなりカンカンと固めの感触で、
これってPURE AEROなのってくらいの変容を見せてきた。
ワタクシ的にはもう少し前のしなりと粘りが感じられるモデルこそが
PURE AEROじゃないかなぁと思っていて、数代前のモデルが好きだった。

やっぱりそのしなり感があってこそとも思うし、
実際、仁木拓人プロも初代の感触が忘れられず、
今も初代モデルを使い続けているほど。
以前はブラックコスメにしたりと、初代であることを隠していたが、
最近は堂々と、初代PURE AERO DRIVEを使っている。
契約切れたのね。(たぶん)


そんなこんなで随分カチカチに進化したPURE AEROの
さらなる進化はどうなのと思いつつ、TEAMを試打。


PUREAERO TEAM

■フェイスサイズ:100平方インチ
■ウエイト:285g
■バランス:320mm
■フレーム厚:23.0~26.0mm
■ストリングパターン:16×19
■グリップサイズ:1,2,3
■価格:36,000円(税別)

あれ?硬くない。
ちょっと現行は違うぞ。

RA低くなってるのかな。
初代とは言わないけど、若干のしなりも感じつつ、
それなりに食ってくれてスピンがかかりやすい。
ちょっと柔らかくなったというか、PURE AEROらしく戻ったかも。


今回のPURE AERO、モールドは変わっていないらしい。
微妙に違う部分もあるようなないようなだが、
基本は一緒とのこと。

このTEAMと300gのPURE AEROはストリングパターンが微妙に違う。

TEAMの方はPURE AEROほどセンターのピッチが密ではない。
そのためか引っ掛けてスピンを掛ける感触が得られる。
ワタクシ的にはスピンのフィーリングはこっちが好きなので、
ウエイト的な扱いやすさも含め、好みである。

ストリングの引っ掛かりを感じるということは、
ボールが上がりやすいということでもある。
固い感触で難しいラケットにありがちな、「上がんね〜」は無い。
思った軌道、プラスアルファでボールが上がってくれて、
かつスピンが効いて落ちてくれる。
PURE AEROはこうでなくちゃの飛び方がウレシい。


少し柔らかさ、しなやかさが戻ったとはいえ、
その分、飛び感が悪くなったかといえばそれはない。
もちろん、PURE DRIVEのようにカンカンとぶっ飛ぶことはないが、
ちゃんと弾き感もあるので、性能バランス的にはとても良いと思う。

ボレーも極端な特徴で戸惑うこともない。
しっかり食ってくれるし、反発もある。
押さなければ飛ばないなどのストロークだけのモデルではない扱いやすさも良い。


肩を痛めているので、縦の振り(サービス・スマッシュ)はあまり打っていないが、
反発とスピン性能のバランスからも非常に扱いやすいモデルになっていると思う。

PURE AEROはもう少しハードスペックだが、このTEAMは多くの方にオススメ。
デザイン的に違うのはシャフト部分のTEAMのロゴくらいで、他は一緒。

グリップはTEAMがホワイトだが、どうせオーバーグリップを巻くので
それも見分けがつかない。

何にしても、今回のPURE AEROは振動吸収が強化され、
しなって掴むフィーリングが戻って来た画期的な進化を遂げた。

発売は9月だが、探せば試打も出回っているだろう。
ちなみにRECテニススクールには試打はまだ来ていない。
ワタクシ個人も貸し出していただいていない。
興味のある方はぜひ大手ショップさんなどに聞いてみてください。


しかし暑かったね〜

玄吾の顔・・(笑)



ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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