昭和!とか、プロ選手とか。

テニス

高速道路SAにて。

石原裕次郎、吉井幾三、川中美幸、ゴダイゴ・・・
昭和感バリバリのコーナー。
好きです、こういうの。(笑)


さて、プロ選手との関わりの話。

ワタクシの所属する会社にはテニス選手も所属している。
彼らはプロである。
契約に基づいて合意に至り所属契約を結んでいる。

契約には活動内容からサポート内容、それぞれの義務まで
細かな取り決めがあり、その合意のもとに成立している。

契約更新の時に違いの主張を出し合うのは普通のことだし、
プロならばそれも当然のことだ。


ワタクシは彼らの窓口を担当している。
縁があって同じ看板を背負っている選手たちだから、
彼らには良い形で活動してほしいし、当然会社にもメリットが欲しい。
その落とし所が契約更新で探られる。


会社はスポンサーでもあるので、感謝の気持ちは持つべきだが、
それはお互い様であり、こちらもプロ選手への敬意は払うべきだと思っている。

契約で合意したのなら堂々を頑張れば良いのは選手も社員も同じだ。
「面倒をみてもらっている」
「面倒みてやっている」
契約ではなく、タニマチ的な意識だけだとおかしなことになる。

プロ契約に慣れていない当初、
いきなりプロをファーストネームで呼び捨てにした社員もいた。
所属契約に対する勘違いだ。
とんでもないと思った。
契約がベースにあって、互いに普通に敬意を払うべきなのだ。


ワタクシは彼らと接する機会が多い。
応援したい気持ちもある。
だから休みの日などは、出来る限り試合を見に行くし、
様々なリクエストや相談にも応えるようにしている。
ちゃんと会社への定期報告や試合結果を報告しているかも気にしている。

報告を忘れたり、それは違うということは伝えるようにしている。
常識から外れていたり、勘違いがあると今後の契約に関わるから。

そして皆、年下だがプロ選手に対してのリスペクトは持っている。
レベルは様々だが、その世界でここまで来ていること、
そして上を目指して戦っていることは尊敬に値する。

「国内とかITFレベルじゃあね」と言うこともない。
それを言ってしまえばテニス業界人として自己否定になってしまう。

だからプロはプロとして意識高く活動し、振舞って欲しいと思う。
日本で何位まで行った、世界ランキングは?もあるかもしれないが、
そのスポーツにおいてプロとして生きているプライドを持ち、
プロとして正しく振舞って欲しい。


そんな中、鈴木貴男プロは誰よりもプロだ。
普段からのやりとりもしっかりしているし、
所属先に自分が出来ることを常に考えてくれている。
報告も義務も抜けることはない。

看板を背負っている意識も高いし、メディアに露出するときは、
必ずTeam RECのロゴが映るアングルでポーズを取っている。

もちろんプレーにおいても、生活においてもプロ。
節制もしているし、現役時代の様々なルーティンも徹底していた。

Team RECのプロメンバーもせっかくプロの見本が近くにいるのだから、
見習い、刺激を受けて、磨きをかけて欲しい。

プロをリスペクトする姿勢に変わりはない。
そこに疑問が生じないように振る舞うのはプロとしての責務だ。
チームとして一緒に歩めるように頑張ろう。


ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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