お土産にいただいたくまモンのいちご大福。
丸の内の和食屋さんのお土産がどうしてくまモンなのかはわからないけど、
この佇まい、間違いなく高級和菓子。
いやぁ、美味しかった。
ありがとうございました。
さて、なにがどうなって今に至るかの話。
ことの経緯が中途半端に終わっていて、何でこうなったのかが途切れていた。
*何度も言うけど、ここまでに至る過程のこと。
あくまでこの時点でのお話。そこからも色々ある。
昨年、いやもう少し前から今後の身の振り方を考えていた。
定年もそう遠くない。
とはいえ、人生もまだありそうだ。
仕事で積み上げてきた(つもり)ものもあるし、
やりたいことも、やらなければいけないこともある。
このまま会社にお世話になって、
延長雇用や嘱託という道もあるだろうけど、
人(会社)まかせのフェードアウト的な終わり方も違うかなと思っていた。
ならば少し早めに失礼させていただいて、
自分の道で生きていこうと、これからのプランを練っていた。
本当はもう少し早く次の動きにシフトすれば良かったのだが、
どうにもこの会社、毎日が忙しくて楽しいから・・つい、ね。
そんな相談をしてみた。(注:一部脚色入ってます)
「そろそろお暇を」
「なにを言ってる?」
「私もこの先のキャリアをつくっていかないと」
「キャリアはウチでつくってるだろう」
「はい、それはありがとうございます」
「だからそのまま頑張ってもらえばいいんだよ」
「いえ、そろそろ業界内でも顔を売って、
この先の自分のビジネスをと思いまして」
「もう業界内で顔は売れてるだろ。今さらなにを言ってる」
「定年も遠くないので、この先の準備を少し早めにと」
「定年とか関係ないでしょ」
「ありますよね。社員ですし制度の中で働いてるので」
うむー、なかなかの平行線。
そんなやり取りの中、
「今の時点で次の世代に渡せると思うか?」
とのお言葉。
確かに現時点で次にポンと渡すのはムリ。
でもそれは経営陣の仕事ですよね。
ワタクシ、一社員だし。
現体制がとても長く続いてきたので、
時の流れとともに社員が退いていくことや、
次の体制に渡していく経験を久しくしていなかった。
ここからどう次世代に渡すかというのが、
当面の最大の課題であることは間違いない。
その中で、ワタクシ自身がいつまでも留まっても思ったのだが、
「じゃあ、みんあ元気でね〜」と退けるほど上手く引き継げていないのは、
不徳の致すところである。
一方で自分がこの先どうするのか。
会社もそのままいられても困るだろうし、
それを良しと思っていない人も確実にいるはず。
そうまでしてお世話になるのも本意ではなく、ここがその時と思った。
今の会社には色んなことを任せてもらい、
たくさんの経験をさせていただき、感謝しかない。
ただ、この先の自分の人生は自分で歩かなければいけない。
縁側でのんびり余生をというほどの状態にはなっていないので、一気に引退は無理。
何にしても節目でもあると思っての動きなのだが、
今ひとつ上手く立ち回れていないというか、
自分の構想とトップの思いに乖離もあることがわかって、
感謝をしつつもどうしたものかと、作戦を立て直ししなければと思った
2021年の暮れだった。
サラリーマンも大変だね。
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