ラボットとか、チームのレベルとか。

テニス

確実にラボットに会える場所。

ああ、やっぱり欲しい。
でも、犬がなぁ。
噛まれてホラーな感じになるの間違いなし。


さて、チームのレベルって話。

あるコラムで、
「あなたの率いているチームは、あなたのレベル以上にはならない」
と言っていた。
たしか、組織運営に悩むリーダーからの相談への回答だった。

ようするに組織のアッパーを決めてしまっているのは実はリーダーであり、
リーダーが「ウチはこんなもん」と思ってしまっていることが、
その根本にあるという意味合いだったと思う。


たしかに「ウチのメンバーはダメだなぁ」と思っている、
またはポロっと言ってしまうリーダーのもとで果たして人が育つだろうか。
リーダーがメンバーをそんなレベルだと見限っているのに
メンバーが頑張るわけは無いし、育つわけがない。

「ウチのチームは勝てないだろう」
「まあ、行けてこの程度だろう」
そんなチームが試合に勝てるわけがないのと一緒だ。

「ウチのスタッフたちは常識を知らない。
テニスコーチしかしてきてないからしょうがないか」
なんて言葉。

実はその昔、「しょうがない人たち」も多かった。
テニス界というか、テニスコーチという人種は、だ。

*実はここからワタクシの知るテニスコーチという人種、歴史、
 そしてそのようなかつての実態について何を思い、
 何をしてみたかを書いてみたのだが、やたらと長くなったので
 その部分は別にアップさせてもらうことにした。

何にしても、かつては「テニスコーチだし」という括りで見下す人もいたし、
同じ組織の中でもセクションが違えば「レッスンしかしてないからなぁ」という
発言が出るのも悲しいかな事実である。 

最近のテニス業界はおかしな人や勘違い野郎はずいぶん減った。
でも、会社としてチームとして業界として、世間に通用する人材を作れているか、
つくる努力をしているかというと、まだまだ足りないと思う。

だから前述の
「ウチのスタッフたちは常識を知らない。
テニスコーチしかしてきてないからしょうがないか」
的な言葉が大嫌いだ。

そりゃ、教えていないからでしょと。
その中、その上にいるのは自分じゃないのかと。

「ダメだなぁ」って言葉はそのまま自分に返ってくるのだ。
じゃあ、何をしたのか、何をしているのか。
揶揄するような発言から未来は生まれない。
チームを引き上げるために、信じて働きかけ続けることでしか
リーダーの役割や組織の責任は果たせないと思うのだけど。

と、言いながら「頼むよ、ほんと」と思うこともたくさんあるんだけど
というのはヒミツだ。

ただ、メンバーをバカにするようなことは口に出しちゃいけないし、
よほどのことがなければ見捨てたりもしない。
仲間を諦めたところでチームは頭打ちになるのだ。

何よりワタクシもそのテニスコーチのひとりだしね。

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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