ずっと気になっていたカレー屋に行ってみた。
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もうやんカレー
独特だな。
濃いっていうか、少し薬膳ぽいっていうか。
毎日はちょっと無理かも。(毎日食べるなよっ!)
大きなお肉がゴロってのもあまり好みじゃない。
口が子供なもんで。
さて、島耕作である。
こんなガャチャポンあるのね。
![](https://marble-tennis.com/wp/wp-content/uploads/2022/04/th_IMG_1273.jpg)
課長から会長まで揃ってる。
読み切りの「ヤング島耕作」はいないのね。
実は昨年から、マガポケで「島耕作シリーズ」を読んでいる。
無料のアプリで無料分だけなので、毎日少しずつ。
最近ようやく社長まで来た。
部長あたりまではコミックを持っていて、実家においてある。(迷惑だよね)
帰省した時に一旦読み返して処分するかな。
しかしこの島耕作という作品、すごい金脈見つけたなと思う。
どちらかというと小心者なサラリーマンが課長の内示を受け取り、
時を経て会長まで昇りつめるサクセスストーリー。
弘兼先生はここまでイメージして連載始めたのだろうか。
いや、さすがにそんなことはないよね。
その時代時代のビジネストレンドや時事ネタを取り入れながら、
なぜか女性にモテ、ほとんどの困難もラッキーな方向に転んで
順調に出世していく主人公。
そんなことあるかいなと思いつつ、やっぱり面白い。
でも一方で、組織ってこういうものなのねという苦さも。
どこの派閥にも所属しない、偏らない生き方をしながら出世してるけど、
たぶん純粋にそれをしていたら、大きな企業でそこまで上がるのはまず無理だろう。
実績だけで上り詰めるなんてのは現実的には難しい。
その時点での上司や、為政者に気に入られないと、そんな簡単には上がれない。
人の集まりが組織だから、気に入られないとそれなりの陽の目は・・・
まあ気に入られるまではいかないにしても、
嫌われないようにしないと居づらいだけって現実もあると思う。
世の現実は「人事は好き嫌い」の部分も大きいと思う。
実際、そんなことを言う上位者もいる。
たしかにそうなんだろうけど、
上がそれを言っちゃあおしまいよもと思うけど。(苦笑)
極端に阿ったりはしないけど、絶妙に気に入られる。
加えて、この場所(初芝電器)で生きていくことにまったく疑問を持っていないこと、
ガツガツ出世をしたいように見えないのも強みになったんだろう。
島耕作はそのあたりのさじ加減が天才的なんだろうなと思う。
あまりに現実離れした荒唐無稽のサラリーマン物語であると同時に
そんなことあるよねとか、ああ、世の中ってそうなんだなと思わせる
サイドエピソードの数々。
そんな弘兼憲史先生はすごいとしか言いようがない。
さらには奥様の柴門ふみ先生もヒットメーカーの大看板漫画家さんだし。
ご夫婦でどんだけ稼いでるんだろ。
島耕作になりたいとは思わないけど、弘兼先生になりたいなぁ。
または秋元康かな。(笑)
という、島耕作。(どんな?)
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