小梅とか、土壌とか。

仕事

また出会っちゃった新製品。
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小梅味ってどんな?

なるほどぉ。
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美味しかったけど、中の中に小梅飴のエキスというか、
ゼリーっぽい甘いのが入ってた。
確かに小梅だけど、甘みはいらない。
残念。

 

さて某日、とあるセミナーを受講した。

いくつかの講演はとても楽しみにしていたのだが、
実際受講してみて、やっぱりとても腹におちたというか、
「そうだ。そうだよね」と思うものもあった。

 

特に同業他社さんの事例紹介はとても勉強になった。

もともとこの企業さんは何かとお付き合いをさせていただいていて、
業務としても提携のご縁もあり、たくさん勉強させていただいている。

歴史のある企業さんだけど、新規事業にも貪欲だし、
社風にサントリーさんみたいな「やってみなはれ」を感じるところがすごい。

自社の強みや弱み、社会的使命、これからすべきこと、進むべき道、
そしてそのために必要なことを事あるごとに棚卸しをし、
具体的な行動に結びつけていく。

このコロナ禍、対応に追われ、どの業種も余裕のない中、
こんな時だからと、あらためて自社を見つめ直したそうだ。
すごいわ、やっぱり。

この企業さんの様々なセクションの様々な立場の方と
お付き合いさせていただいているけど、いつも勉強になることばかり。
しかも自然体で肩に力が入っているように見えないのがすごい。
しばらくここで修行させて欲しいなと思うくらい。

 

今回も目からウロコをポロポロ落としながら考えた。

結局、自分のレベルや器がそのまま自分の所属チームだってこと。

「ダメだなぁ、ウチ」って言うってことは、自分がダメだってこと。
「ウチの部下はレベルが低い」って発言は、自分のレベルが低いってことだ。

子供の頃言ったよね。
「バカって言うやつがバ〜カ!」って。

 

自分の仲間や部下を腐す上司が率いる組織は良くならない。
「ウチはまだまだ。頑張って成長しよう」ならいいけど、
「アイツらできないから」でチームもメンバーも成長するわけがない。

そんな上司についた部下こそ不幸だ。

部下を兵隊やコマとして扱っていたら、ずっと兵隊だしコマだ。
だって、そのレベルの機能や働きしか望んでないから。

運営を知らない、経営的な感覚がない、マネジメントができない。
そりゃそうだ、そういう人材として見ていないし、そういうつもりで接してないんだから。

そんな組織から頭ひとつ抜け出る人材が出てくることは奇跡に近い。
チームの力じゃなくて、たまたまそういう意識や力がある人間がいただけ。
組織の力じゃない。

 

生え抜きがどれだけ活躍しているかを考えてみよう。
新しい血と生え抜きがの力がうまく融合して、シナジーを生んでいるだろうか。
新しいことの導入が過去の否定になっていないだろうか。
逆に「ウチはこう」と意固地になっていないだろうか。

リーダーはリーダー畑から生まれ、育つ。
兵隊畑から生まれるのは兵隊だ。
そしてどこまでいっても優秀な兵隊でしかない。

どんな畑をつくるかは組織と上司の責任だ。
将来を見据えて、正しいフィールドと養分を与えよう。

そしてそれぞれのメンバーの責任は、どこを目指して育とうとするかということ。
与えられたことを何の疑問も持たず、忠実にこなしているだけでは兵隊止まり。

組織が期待している方向、自分が目指す方向、ステージに繋がる仕事をすること。
自分のリーダーが用意した畑が、組織の目指すものに合致しているかの見極めも必要。
組織が次世代リーダーを育てたいのに、リーダーが兵隊畑をつくっていたら、抗議すべき。
「これでいいんですか?」と。

 

そしてリーダーは、組織の中長期的なビジョンに合致した人材育成を行うことだ。
ある程度のポジションになったら、自分が育つこと、スキルを上げるのは当然のこと。
自分のチームからどれだけの人材を輩出したかが評価だと思う。
自分のポジションにあぐらをかいて、「アイツらできないから」ってのは最初の話の通り。

 

1日、セミナーを受講して、グルグルグルグル色々考えた。
考えすぎて疲れてしまった。

でも、やりたいことがまた増えてしまった。
会社的に聞いてもらえるか、認められるか、やらせてもらえるかはわからないけど。

先を考えると、自分がやっていいのか、大人しく見ていれば良いのか、難しいんだよなぁ。
内部で要らなきゃ、外部に売るっていう手もあるけど。

人って難しい。
人の集まりの組織も難しい。
でも、基本はブレずにいたい。

大基本は、人を育てて繋いでいくってこと。
そのために動いているか。
各々考えてみよう。

 

次の日の朝、ボスとのミーティング。
「ウチもがんばらないと」って話になった。
同じことを感じておられたようだ。
おっしゃる通りです。

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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