鈴木貴男プロのウォーミングアップはとても丁寧。
決まったルーティンをきっちりこなし、コンディションを整えていく。
練習の時も試合の時も、動画収録時も同じ。
決して端折らず、自らをチューニングするかのように丁寧に手順を踏んでいく。
ラストマッチのこの日も変わらずルーティンをこなしていた。
この場面のコメントはTeam RECのフェイスブックページに動画をあげたので、
興味のある方はぜひご覧ください。
さて、いよいよ鈴木貴男プロのラストマッチの時間になった。
本来はツアーの中でのラストマッチになるはずだったが、
コロナの状況で大会が軒並みキャンセルでそれは叶わなかった。
「RECのイベントで」と鈴木プロも言ってくれていたのだが、
「今大会でラストマッチを」と運営サイドから話をいただき、
配信もされるし、他の選手たちもいるし、
多くの方々に観ていただけるだろうということで、
実現の運びとなった。
当初は、エキシビションマッチを組む予定だったが、
今回は鈴木プロもTeam RECメンバーとして参加するため、
試合の中で組めるのが理想ということになった。
ならば、プロ選手同士の対戦に出来ればということに。
ってことは、初回戦を勝ち上がってプロ選手のチームに当たらないとそれは実現しない。
もし、チームが負けてしまえばエキシビションを組んでもらえるだろうが、
そうではなく、チームの勝敗に絡む対戦でラストマッチを組みたい。
チームとしてはそこまで勝ち上がることが命題になっていたのだ。
そして初日を見事に勝ち上がり、2日目の対戦は橋本総業さん。
全員プロの強豪チームと、すべて整ってのラストマッチである。
対戦相手は中川直樹プロ。
昨年の全日本を制した若手ということで、これ以上の相手はいない。
コートの周りもこれまでの対戦とは比べ物にならないくらいの人。
無観客なんだけどな。(苦笑)
中川選手、強い!(そりゃそうだ)
恐ろしく速いショットを思い切り打ち込んでくる。
試合は6-2で中川プロ。
負けはしたが、とてもすてきな1セットマッチだった。
試合後、チームメンバーとグータッチをし、ベンチに戻ると
様々な方々が祝福にやってきた。
この場に立ち会えたこと、そして貴男さんと関わって来られたことに感謝したい。
「世界一テニスが好きなのはボクです」と公言している貴男さん。
これからもテニス界のために動いてくれるそう。
テニス界もTeam RECもよろしくお願いします!!
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