サワーとか、ブラックコスメ試打!とか。

テニス

味が変わるレモンサワーだって。
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キャッチコピーに惹かれて買ってみた。
たしかに味が・・・分かんないな。

 

さて、そんなわけでHEADさんからの
ブラックコスメラケットを張り上げた。
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全体にバランスの良いシルエット。

フレームもあまり厚めじゃない。
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黒の艶消しモデルって硬そうに見えるな。
それだけに攻撃的な印象ではあるんだけど。

何となく、各部はRADICALに似ている気がする。
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でも、発売サイクルからはRADICALじゃないよね、たぶん。

 

ということで、空きコートを確認。
奇跡的に1面30分だけ空いていた。

え〜と、相手は・・・と。
奇跡的にヒマそうだったナカガワコーチをつかまえた。

「張り上がっちゃったなぁ」

「おっ、なんですか?これ」

「HEAD契約のナカガワくんとしては、やっぱり打ちたい?」

「そう・・ですね」

「ヒマなの?」

「ヒマではないですが、少し大丈夫です」

(ゴールデンキッズの準備あるんだけど・・・)
という心の声というか、ささやかな抵抗を無視して、
ナカガワコーチをコートに引き摺り出すことに成功。

 

早速試打。

硬くない!
フェイスがしっかりボールをくわえる!

なに?これ。
見た感じと全然違うぞ。

艶消しブラックと薄めのフレームから、
けっこうガチガチの打球感をそうぞうしていたのだけど、
実際にはまったく反対の打球感。

柔かいというよりは、「食いつく」という方があってるかな。
フェイスにボールがめり込む感触、
そしてその後にしっかりとボールを弾き出す。

なんていうのかな・・
ゴツメだけど硬くないフレームのラケットが
ボールをくわえるような感触というか。

うーん、昔でいうと、クナイスル・ホワイトスターみたいな。

ゴツメのシャフトから正面から見て厚めのフレーム、
なのに素材自体の硬さは感じられなくて、
ボールをしっかりくわえ込む。

素材の硬さじゃなくて、フレーム構造で剛性を出しつつ、
フェイスがボールをしっかりくわえて飛ばすみたいな感じ。

例えのモデルが古すぎて、一定の年齢にしか分からないか。(ごめん)

 

そんなゴツメのフレームながら硬くないという不思議な感触を
このシャープなフレームが実現している不思議なラケット。
グロメットでストリングの可動域を広げたりしてるのかな。

とにかくフェイスが食う感じは安心感につながるし、
スピンもよりかかる感じがする。

ボールの軌道も自然に振り上げるだけで、
しっかりループ気味に飛び、ちゃんと落ちてくれる。
スナップバックもより効きやすくなっているのだろうか。

簡単にいうと、柔らかさを感じるフレーム、
そしてスピンが掛かりやすい食いつき方になっている感じ。

 

ボレーもボールをくわえてくれるから安心感が大きい。
パシッとシャープな球離れというよりは、グッとくわえて押し出す感じ。
タッチショットもコントロールしやすい感じがした。

特にバックスピン多めのドロップボレーは驚くほどにボールが戻った。
これ、ダブルスなんかで相手を動かしたい場合などはより安心安全な気がする。

 

そしてこれまた良かったのはサービス。
食いつきがあるからなのか、非常にコントローラブル。

フラットもセンターにきれいに入ってくれる。
少し大袈裟に肘手首を使いヘッドを走らせると、
ズドンと直線的な打球が飛んでいってくれる。

スライス系もフェイスの少し上の方で
ボールの斜め上を叩いてあげると、
キレイにコートの外に切れていく。

スピン量が多めだから、サイドライン手前の方に落としやすいので、
より相手を追い出せるサービスが打てる気がした。
実際、ナカガワコーチからエースを取った。
(気を遣ってくれたわけではない・・・と信じたい)

スピンも上からしっかり落として、
キック気味に跳ねさせることができた。
やっぱりよく回転が掛かるなぁという感じ。

とにかくこのラケット、よく「食いつく」。
このフレーム厚でくいつきが良いっていうのが、とても不思議。
肘や手首にも負担が少なそうだし、頼れる武器になりそうな予感。

正式版、いつ出るのだろう。
楽しみである。

 

ナカガワコーチも気に入ったようだ。
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フレームを隠しちゃう持ち方が、まだまだ甘いな。(笑)

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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