代々木駅ホームにて。
たしかナダルのローランギャロ優勝とドンピシャのタイミングでリリース。
ゲームとはいえ、テニスが大きく取り上げられるのは有難いことだ。
さて、久しぶりにギターを弾いてみようと思った。
クローゼットの奥をゴソゴソと捜索。
ギターケースを引っ張り出した。
ちなみにこのケースは新聞配達のアルバイトをして買ったもの。
アルバイトをしてよかったのかどうかも分からないが、
中学の校則にはその想定がなかったのか、親も何も言わなかった。
というか、「欲しいものは自分で働いて買うべし」って感じだったような。
給料は月1万円だった。
けっこう遠距離の配達ルートで、
毎朝早起きしての仕事は辛かったが、
中学生にとって1万円は大金だった。
なんにしても、自分で働いて購入した大事なケース。
今思うと、何ヶ月か貯めれば、それなりにいいギターも買えたと思うが、
当時はこのギターが宝物で、何本も持つという発想自体がなかったのだろう。
中学入学祝いに買ってもらったマイファースト・フォークギター。
モーリスの入門機だ。
たしか1万円ちょっとだったかな。
バインディング(縁飾り)もなく、グレードも低いが、
これを買ってもらったときは本当に嬉しかったのを覚えている。
ちなみにピックガードは、井上陽水に憧れて、
ギルドタイプに自分で変えた。
ホールと位置がズレているのはご愛嬌。
倒してしまったりして、ヘッドにも打痕が。
マジックで黒く塗ってある。
チューニング。
昔はハーモニカか音叉と耳だったけど、
チューナーで簡単にドンピシャになる。
便利な時代になったものだ。
ちなみに、寺内タケシ大先生は電子チューナーを使わないらしい。
「耳がバカになっから」(茨城弁)だそうだ。
さて、弾いてみるか。
久しぶりにのファーストギターだしと、
マイファースト・ギター本をひっぱりだした。
ニューフォーク伴奏法・・・昭和だぜ。
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